4月に読んだ本のまとめ

今月は月の半分はサハラマラソンに時間を取られて本を読む時間が作れず、その後もなかなか読書する気になれなかったので結局4冊、、といってもうち1冊はムック本なので実質は3冊かな。5月は集中的に試験勉強を行う予定なので恐らく読書する暇はほとんどないと思われます…と予防線を張っておこう(って誰に対して?)

2014年4月の読書メーター
読んだ本の数:4冊
読んだページ数:863ページ
ナイス数:28ナイス

ルーズヴェルト・ゲーム (講談社文庫)ルーズヴェルト・ゲーム (講談社文庫)感想
先週ドラマを観て面白かったので、その場でポチり。一気に読み終えてしまった。読後は気分爽快、スカッとします。
読了日:4月29日 著者:池井戸潤


究極の海外不動産投資究極の海外不動産投資感想
海外不動産投資の総論的な本。特に海外不動産の投資情報については特に目新しい内容はないのだけれども、他の海外不動産投資本にはあまり触れられていない、5章の税務のところは参考になった。
読了日:4月29日 著者:内藤忍+GTAC


トライアスロンスタートBOOK (エイムック 2179)トライアスロンスタートBOOK (エイムック 2179)感想
アイアンマンの同僚が「トライアスロンやろうよ」と勧めて貸してくれたので読んでみた。しかし、あれこれ装備にお金がかかるなぁ〜(笑)
読了日:4月25日 著者:アスロニアトライアスロンアカデミ-,白戸太朗


有吉弘行のツイッターのフォロワーはなぜ300万人もいるのか 絶望を笑いに変える芸人たちの生き方 (コア新書)有吉弘行のツイッターのフォロワーはなぜ300万人もいるのか 絶望を笑いに変える芸人たちの生き方 (コア新書)感想
さすがてれびのスキマさんと唸るしかない程の読み応えのある観察眼。てれびっ子ともいえども彼にしか書けないと思う。
読了日:4月17日 著者:てれびのスキマ

読書メーター
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メドックマラソンエントリー正式受理

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今晩はラン仲間がサハラマラソンの完走祝いを行ってくれた。その帰り道、メールをチェックしていると一通のメールに目が止まった。そう、メドックマラソンの大会事務局からのメールである。先月下旬に診断書を提出したのだけれども、それがようやく受理されて、後はゼッケンの受け取り連絡通知をもらうだけとなった。

いやー、今年のメドックマラソンは尋常じゃないよ。

前回、前々回の経験から診断書を提出したらすぐに返事が来ていたような気がするのだけれども、今回は結構待たされた。でも、エントリーリストを見てみると、自分のステータスが「ゼッケン待ち」に変わっていたので大丈夫だろうと思っていたのだけれども、でもまあ、これでようやく一安心である。

今年は30回記念大会ってことで、例年とは考えられない程の早さで宿付きエントリーが完売した。(これは今までだと、結構遅くまで残っている。)そして、宿無しのエントリーは3回に分けて実施されたが、3月、4月はいつ始まり、終わったのか分からないくらいに瞬殺で枠がなくなったようである。2月下旬のエントリー開始時点で即エントリーしといて良かったわ〜。こういうのは迷っているくらいだったらポチるに限るのだ。

残るは海外マラソンツアー枠。
もし今年のメドックマラソンに参加したいと思われる方は速めに動いた方が良いかと思います。ツアー枠も恐らくそんなに長いこともたないと思われます。

[サハラマラソン2014] レースを終えて

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サハラマラソンを終えて、レースの余韻に浸る間もなく、東京の慌ただしい日常の波にのまれまくってます。サハラマラソンが行われたのはつい先週のことなのに、はるか昔に行われたようなそんな気分です。さて、サハラマラソンの主催者であるパトリックから今年のレース総評が公式サイトに掲載されました。

パトリックにしては厳しめのコメントが出ていましたので、来年の自分の戒めとして掲載しておきます。

In sporting terms, there were more retirements than usual. However, we had warned people that we’d be attacking hard from the outset. The first stages were demanding and there wasn’t the time to acclimatise. You had to be ready. It’s a reminder that the SULTAN MARATHON DES SABLES is a sporting event and not a hike across the desert. You have to be prepared when you arrive.


「スポーツ面においては、(今回は)通常よりも多くのリタイア者が出ました。しかしながら、私達はレース冒頭からハードなものになると警告していたはずです。第1ステージは厳しくて(砂漠に)順応する時間がありませんでしたが、準備していなければならなかったのです。リマインドします。サハラマラソンはスポーツイベントです。砂漠を横断するハイキングではないのです。到着した時から準備していないといけないのです。」

なんちゃって翻訳ですが、だいたいパトリックの言いたいことは伝わったかと思います。去年完走したからと言って、今年も完走できるわけではありません。毎年、コースも変わりますし、気候条件も変わってきます。(今年は私達が砂漠に到着する前の週は100km/hの砂嵐が起きていたそうです。)それに、自分のコンディションも変わってきます。

来年に向けて、気を引き締めてしっかり準備しようと思った次第。


[サハラマラソン2014] 無事に帰国しました

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無事に帰国し、当分サハラぼけが続くかと思いきや、すんなりと日常生活に舞い戻ることが出来ました。今年は去年より暑く、無風の日が多かったので、本当に辛かったです。レース中はリタイヤの危機に見舞われ、こんなことなら去年完走した時点で止めておけば良かった、、と後悔したこと多々あり。そして、もう来年は絶対に出ない!来るとしたらボランティアとしてだ、なんて思っていたのに、最終ステージのCP3を抜け、完走が確実となった時、一抹の寂しさがこみ上げ、ゆっくりと壮大な景色を惜しむかのように歩きました。で、終わった瞬間に、もう来年のことを考えてしまいました。

どうもサハラマラソン中毒に陥ったようです(笑)

今年の反省は何と言っても圧倒的に練習量が足りなかったこと。やはり一度完走しているということで油断していたようです。サハラマラソンを舐めてはいけない、と激しく感じた今回のレースでした。あとは箇条書きで忘れないうちにメモを取ることにします。

・軽量化作戦はほぼ成功。水がない状態で約7kg。水を加えて10kg以下というのが理想かもしれない。バックパックはRaid Lightのオルモモデル(20リットル)で十分だった。というか、MDS公式バック同様にこのモデルを使っているランナーを多数発見した。

・軽量化のためにゴトクやコッヘルを持参せず、水だけでご飯(アルファ米)を作っていたが、これが本当にまずかった。唯一の楽しみのご飯がまずいと本当にテンションが下がる。あと、暖かい食べ物は心を落ち着かせる作用があるんだなとしみじみ思った。ストイックに走らない限りは持参した方がいいね。

・昼ご飯を食べる気力がないと思い、スポーツジェル類に今回したみたところ大正解だった。低血糖に陥った時もこれで体力を回復できた。あと、ザバス エンデュランスのプロテイン粉末が体力回復に役立った気がする。

・カロリー稼ぎのためにナッツ類をたくさん持参したが、こいつが多すぎて、途中で飽きてしまった。

・トレッキングポールは荷物になるので今回は持参しなかったが、やはり山越えとか砂丘越えする時は必要だなと思う場面もあった。これは来年持参するか慎重に吟味したい。

・今回は衣服/リュックの摩擦がすごくてあちこちに擦り傷&かさぶたが出来た。服装も考えものかな。また、黒い服を着用していて、去年はそんなに暑さを感じなかったが、今年はまじで暑かった。次は白い服にする。

・シューズはアシックスのトレラン用だったのだが、これが良かった。ゴアテックス素材で、ゲーターと併せてつかったら砂が一切入り込まなかった。というか、ゲーターのつま先部分が大破して、むき出しになっても砂を寄せ付けなかった。同じシューズを履いていた仲間も砂がまったく入らなかったと言っていた。ただし、足首周りはしっかり登山用のスパッツを装着する等した方が良い。最終日にゲーターを捨てたのだが、そのせいで足首から砂が入ってきた。

・そのゴアテックス素材だが、とにかく靴の中が蒸れる。足の指をテーピングしていたので、足の指がふやけて水ぶくれっぽい状態になっていた。しかも、テープングしていないところにマメができるという。足の指のテーピングは必要なかったな。

・荷物がかさばるので寝袋の下に敷くマットを持参しなかったのだが、これはこれで正解だった。地面が固いところでも寝れる人ならば大丈夫でしょう。


さて、サハラマラソン挑戦記はおいおい遡って更新して行きます。

[サハラマラソン2014] パリで最後の晩餐

さてパリへ戻る朝。
フライトは11時40分なので、ホテルのロビーに9時半集合とのこと。何か少しずつ現実の世界に引き戻されて行って、つい先日までのサハラ砂漠での1週間がまるで幻かのような感覚になっていく。で、次第に辛かった記憶だけがぶっ飛んでしまって、楽しい思い出だけがずっと残って行くんだよなぁ。

ワルザザードの空港までのバスがホテルに着いたのはいいが1台ではまったく乗り切れない。たしか空港までは超近かったよな。最悪は走って行くか?と思ったのだが今の足の状態では無理であるw。すると、もう1台バスが向かっているというので、そっちのバスに乗ることにした。しかも、がら空きで、先に出たはずのバスよりも早く空港に着いてるしww

チェックインカウンターは長蛇の列だった。
しかし、チャーター便に乗るサハラマラソン関係者しかいないので乗り遅れることがないので別にどうでもいいや。待っている間に出国カードを記入したが、それでもむっちゃ時間は余ってた。まあ、その間は皆と色々しゃべって過ごしたけれども、ずっと立って並んでいるのが足に堪えたな(笑)

セキュリティチェックと出国審査は思ったよりスムーズだったが、どうもフライトが遅れているようだ。乗る予定のチャーター機がまた来ていないではないか。でも、急ぐ旅でもまったくないので、仲間達と色々しゃべってたらあっという間に搭乗時間になっちゃった。私たちが乗る便は思っていた以上に空いていた。飛び立つ前には予想通りパトリックが乗り込んできて、機内アナウンスでうだうだしゃべって去って行った。

パリまでのフライトは3時間強。
途中でボルドーの街を上空からみてやろうと思ったが、みることが出来ず、代わりにアルカッションのピラ砂丘が見えた。ピラ砂丘って上空から確認できる程でかいんだな。9月にメドックマラソンでボルドーに行った時に練習がてらにピラ砂丘に行こうかな。

夕方頃にパリはオルリー空港に到着した。
レース中に仲良くなった韓国KBSテレビのカメラマンともお別れに握手をしたら、引っ張られて連れ去られそうになったよ。もうちょっと英語が話せたら色々なこと聞けたのにな、、それがちょっと残念だった。でも、韓国女優は英語が話せたので、何回か話す機会があったけど女優さんでサハラマラソンは大変だったな…につきる。

他の日本人選手はモンパルナスのホテルに戻るのでここお別れ。
サハラの女王と私は行き同様に空港そばのホテルを予約していたのでシャトルバスでホテルへ向かう。しかし、ホテルの周りには何もないので、空港まで戻るのも面倒なので、ホテルのレストランで打ち上げを行うことにした。

無事に完走したのでせっかくだからコースで頼んでみた。
まずは前菜。
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そしてメインのお肉。
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一緒にボルドーワインもボトルで頂いた。
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サハラの女王は明日はシャルルドゴール空港のそばのホテルに移動して、それからベルギーに観光しに行くつもりらしい。いいな〜。

え?私ですか?
明日の朝に日本に帰りますよ。で、到着したらそのまま仕事に向かいますが何か?

[サハラマラソン2014] ワルザザードでの1日

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(今年もやっぱり同じ店でモロッコ料理を堪能)


足が本当にひどいことになってる。
左足の裏にでっかい水ぶくれみたいなものが出来ていてとにかく一歩踏み出す度に激痛が走るのだ。朝ご飯を食べにホテル内のレストランに向かうのすら一苦労である。午前中はとにかくゆっくり過ごすことにする。同室のサハラの女王が例のぼったくらないお土産屋さんに買い物に行ってくるというので、私は特に買いたいものはなかったがオリーブ石けんを1つお願いした。ということで、wifi環境が良好なホテルの部屋でぼーっとネットしながら過ごす。すると、ホテルの内線が鳴ったので取ってみると、大会スタッフのアリさんだった。ホテルのロビーに向かうと、アリさんがもうリヤドに帰るのでお土産を持ってきたと、薔薇の水を頂いた。大会中はとても良くしてもらったのに、その上こんなお土産を頂くなんて恐縮だわ…。しかも、ちょうどサハラの女王も買い物でいない。しかし、また来年会いましょうねと再会を約束する。

昼になりお腹がすいてきたのだけれども、まだサハラの女王が買い物から帰ってこない。これはもしかして、そのまま置いて行かれたか?と思い、ホテルのカードキーは私が持っているが(ケチなので1つしかくれなかった)仕方ない、私も外出しよう、と部屋を出てすぐのタイミングで買い物袋をぶら下げた女王とばったり遭遇。では、これからフィニッシャーTシャツをもらいにいって、昼ご飯行きましょうよってな話をすると、なんと女王は既にTシャツをもらってきたという。

ひえー、ということで慌てて1人でTシャツをもらいに行ってきた。会場がホテルのそばで助かったよ。で、ホテルに戻ったら、皆さん私を待っていてくれたので、去年も行った女王のお勧めのレストランでタジン鍋とクスクスを頂くことになった。ちょうど隣のレストランで杉村さん達ご一行が現地で出会ったという日本語ぺらぺらのモロッコ人と一緒にご飯を食べていた。一日観光につきあってくれるそんな親切な人がいるのか〜って感心したいところだけど、レストランに関してはキックバックを間違いなくもらってるね。(土産物屋とかに連れて行ったらますますそうだね。)

昼ご飯の後は、タクシーで映画撮影所(一応、いくつかハリウッド映画も撮影されていて、後日知ったがつい最近までトムハンクスもそこで撮影していたらしい。)と世界遺産を見に行くとのこと。私は足がもうほんとにぼろぼろで、観光する余裕なんてないのでご遠慮させて頂いた。ホテルで酒盛りするために、女王と近くにスーパーと酒屋で諸々調達して、ホテルへ戻る。

しかし、ホテルへの帰り道、ほんとに足が辛くてもうすごいヨチヨチ歩き状態だったんだろうな。いきなり車が私のそばで止まったかと思うと、車の中にいたフランス人夫婦が「みてられないから乗って行きなさい」と言ってくれた。もうこれは素直にお言葉に甘えることにした。何でも、この夫婦は息子さんがサハラマラソンでボランティアスタッフをやっていたらしく、で一緒にモロッコについてきたという。たまたま、そのフランス人夫婦も同じホテルに泊まっていたので、ホテルの駐車場で降ろしてもらい、お礼を伝えて別れた。

その後は、サハラの女王とまったりホテルのプールサイドでビール飲んだりしてまったりしていた。明日には更に大都会のパリに戻るのか〜。何とも不思議な気分である。

[サハラマラソン2014] チャリティーステージ(7.7km)

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(チャリティーステージロードマップ)

今日はチャリティーステージ。
去年はゴールした日の晩ご飯と、今日の朝ご飯は大会が支給していたのに、今年は自分たちで調達しなければならないようだ。念のため、余分に食料を入れておいて良かったわ。今日は余興みたいなものなので、ゴールもしたし、皆和やかな空気で支度を整える。毎日の恒例だったパトリックの朝のブリーフィングも今日で終わりか…。なんか、やっぱり寂しいな。1週間って今にして思えばあっという間だったな。

チャリティステージは9時半にスタート。
7.7kmの道のりなので大して時間はかからないはずなのに、ゆっくり日本人女子選手3人並んでしゃべりながら、時には止まって砂を集めたり(私はやってないが)、Team AHOの方と色々しゃべりながら歩いてたりしたら、いつの間にか最後尾の方にいたらしく、ゴールに辿り着いたのはお昼頃である。

Start: [09:30:00] / Finish: [12:06:04]

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[サハラマラソン2014] ステージ5(42.2km)

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いよいよ最終ステージ。
今日は何としてでも這ってでもゴールしなくてはならない。朝のブリーフィングでスタート時間は7時だと知らされる。どうやら、オーバーナイトステージのように2回に分けてスタートするようだ。で、今回は上位200位以内の人達はその1時間半後の8時半にスタートだという。(ちなみに日本人の上位200位に該当する選手は3名/43人中である。)今日はベルベル人のテント撤収が遅いもんだから、ロキソニン飲んでたり、準備をちんたらしていたらあっという間にスタート時間になってしまって、私がスタート地点に着いたところでもう皆がスタートし始めていた。むっちゃ焦ったわー。

CP1までは約12.2kmでほぼ平坦な道のりで砂場はほとんどない。しかも、天気も味方してくれてどんより曇っている、なので走りやすい!はずなのだが、私の足がもう靴を履くのにも精一杯な位に浮腫んで大変なことになっていた。しかも、最悪なことに足の裏に水ぶくれができてしまったのである。なので、歩くので精一杯な状態になってしまったのだ、、去年に引き続き、何やってんだろう私って…(涙)そして、もう遅れてスタートしたトップ選手達ががんがん追い抜いて行くではないか。CP1には約2時間半かけて到着した。やはりペースが落ちている。

CP1で休憩していると、日本人選手第1位の杉村さんが颯爽と走り去っていた。走っている姿を初めて見たけど、格好いいなぁ〜。「ちょっとその辺まで走ってくるわー」的な感じだよ。約11km先のCP2に向かって歩いていると、今度は後ろから「頑張れー」と橋本さんが追い抜いてしまった。御年60歳越えの橋本さんの走りに見とれつつ、私もそんな60歳になりたいなーと思いながら重い足を引きずるように歩く。途中、何かの施設なのか芝生の緑が美しい、建物が見えて、そこに大人や子供達が何人か出たり入ったりしていた。こんな砂漠のど真ん中で、何があるんだ?

CP2には約2時間後に到着。
ロキソニンが効いてきたのか、この曇り空の天候が味方したのか少しペースが上がってきた。次は約8.8km先のCP3である。8.8kmで短いなと思っていたら、ちょっとアップダウンがあったため、思ったより時間を食ってしまった。一番、長く感じた区間である。CP3手前には畑や民家があって、人が生活している様子を少しだけ垣間みることが出来た。

CP3には約2時間半後に到着した。
CP3はこのレースの本当に最後のチェックポイントだけあって、そこにいるスタッフのテンションが異様に高い。私が休憩していると、スタッフが「バンザーイ!」とか叫んでいるではないか、そうするとひょこっと日本人選手が現れた。非常に分かりやすい応援である。

さて、目指すゴールは10km先で、制限時間は12時間なので19時までにゴールすればいい。時計は14時45分を指している。よほどのことがない限りは確実にゴールできる計算だ。あと10kmでサハラマラソンが終わるのか、、なんだか切ない気持ちがこみ上げてきた。が、最後のチェックポイント、CP3を抜けたらその切ない気持ちが一気に飛んでしまって、じわじわといら立ちがこみ上げてきた。

そう、またも登場、もふもふ君である。
見た目は固い地面と思わせといて、足をのせたらもふっと沈んでしまう砂場である。昨日のオーバーナイトステージでも相当いらつかせた代物である。これが延々と4.5kmくらい続いているのである。あー、もうイライラするっ!!固い足場を探すのだが、これがことごとく裏切られてしまうんだな。もふもふ君を抜けたら、今度は丘越えなのだが、これは思ったより高くないので問題ない。もう残り5kmを切ってしまった。完走を確信した瞬間に、もうこれでレースが終わってしまうのか…とまた切ない、寂しい気持ちがこみ上げてきた。ここからはゴールするのを惜しむかのようにペースが落ちる。ここで、日本人選手3人と合流し、U子さんと一緒に歩いてゴールすることにした。最後は砂丘三昧だったのだけれども、もう少しでゴールなので砂丘がゴールとしてふさわしいかもしれないと思ってはいたのだが、結構続いたのでしまいにはちょっとウンザリ気味に…。

そしてついにU子さんと一緒にゴール!
目指すは主催者のパトリックから直々に首にかけてもらえる完走メダルなのだが、が、が、まさかの、、パトリックが電話中!!!!

あ、あり得ない。電話が終わるのを待つのだが、一向に終わる気配がない。しまいには、電話したまま私の首に完走メダルがかけられちゃったよ!しかも、電話の相手に「あ、今ね、日本人女性がゴールしたんだよ。」なんて話しているではないか。し、信じられない、信じられない、パトリックのバカー!

Start: [07:14:15] / CP1: [09:47:14] / CP2: [12:03:06] / CP3: [14:26:25] / Finish: [17:38:09]

[サハラマラソン2014] ステージ4 (81.5km) 後編

(前回からの続き)
約13km先のCP5までの道のりはほとんど平坦な道っぽくロードマップ上では見える。しかし、周りが真っ暗なので足下が砂かそうでないかくらいしか判別できない。しかも、この辺からだんだん人がばらけてくる。速いランナーはその日のうちと言うか、一晩のうちに一気にゴールするのでそんなにばらけることはないのだが、私みたいなペースだと、だいたいチェックポイントで一眠りしてからゴールを目指すという人達が出てくる。幸いにして、CP5からはレーザービームが放たれていて、これがどんなところからでも見える。とにかく、レーザービームが出ている方向にひたすら向かって行けばいいはずなのだ。しかし、このレーザービームが時に自分をいらつかせることがある。いつまでたってもレーザービームの根っこが見えないのだ。暗闇の中を歩いているとますます距離感がなってくるので、もう少しじゃない?なんて思っていると、全然チェックポイントらしきものが見えずに疲れていることもあって苛立ってしまうのだ。CP5に到着したのは約3時間半後の1時半である。

もうここで一晩明かそうなんて考えていない。
とにかく夜の涼しいうちに行けるところまで行きたい。頭の中はそれだけでいっぱいである。スポーツジェルやカロリーメイトで栄養補給して、すぐさま約11.6km先のCP6に向かって出発する。CP5を出ると、前にも増して前を進んでいる選手が少ない。私の目には2人くらいしかいないように見える。とにかく、この2人を見失わないように、必死で歩く。去年はこのオーバーナイトステージを日本人選手2人と一緒にやり過ごしたが、今回は1人で突破することに決めた。しかし、自分1人でこの暗闇と戦っているので、ロストに対する恐怖感はハンパではない。とにかく、前の人が見える範囲まで追いつく、万が一前の人が曲がり角や下りで消えてしまったら、後ろを振り返ってついてきてくれている選手がいるか確認しながら進む。途中から足下が砂地に変わり、しかも小さい上り下りがあったりして、体力がじわじわと奪われて行く。もうほんと砂にはうんざりだわ。途中、暗闇の中で山羊が3匹、干し草を食っているところに遭遇した時は本気でビビった。なぜに、ここに、山羊なのかと?しかも、つながれているので家畜なんだよね、、きっと。しかし、見渡す限り、周りに集落の気配がない。

CP6には3時間半強かかって到着。かなり砂場に足を取られて苦戦した。しかし、残すは11.8km先の野営地を目指すのみである!時刻は朝5時前で、もう少ししたら陽が上ってくる。今のペースから考えて、7時半までにはゴールしたいところである。完全に太陽が上がってしまったら、暑さで更に体力が奪われてペースが落ちてしまうことは間違いない。なので、のんびり休憩していられないので、栄養補給だけしてゴールの野営地に向かう。

CP6を出ても足下は踏ん張りにくい砂場である。この一帯の砂場のたちが悪いのは見た感じは砂場に見えないのだ。で、足を踏み入れてみると、もふっと足が沈んでしまうのだ。なので勝手にこのタイプの砂地をもふもふ君と名付けて、もふもふ君攻略を練る。とてもじゃないけど、ペースが上がらないのでなるべく地面が固そうなところに動いて行くのだが、大概が外れ。足を踏み入れたら、もふっと沈んでしまう(TーT)もう最後の最後でしつこいくらいのもふもふ君の攻撃にあい、心がバッキバキに折れそうになる。途中、日の出を拝むつもりだったけど、もふもふ君攻略で頭が一杯で気がついたら辺りが明るくなってたw そんなもふもふ君との戦いも終わり、野営地まで残り5kmは一直線のフラットな砂利道である。かすーかに野営地が見えたので、ここでテンションが一瞬だけ上がった!

というのも、もう体力もほとんど残っておらず、残り5kmなのに走る気力もない。なので、なるべく早歩きで歩くのだが、これがゴールが見えているのに、全然ゴールが近くならない。いっそのこと、ゴールをこっちにたぐり寄せたくなる衝動に駆られる。この残り5kmで後ろから何人かに走って抜かれてしまった。いやいや、ここで走る気力と体力が残ってるだけでも凄いよ。やっとゴールが目の前だ!と思ったら、その足下になぜか小さい川がある。これはぴょんと飛んでわたってしまえば問題ないくらいの川幅なのだが、体力が残ってない私が飛んでみると、思いっきり川にぽちゃっと足が落ちてしまいましたがな…(涙)なに?最後の最後で川ポチャ??足が濡れて超気持ちが悪いんですけど!!

ということで、何とか午前8時前にはゴールできた。
オーバーナイトステージクリア!

Start: [09:08:10] / CP1: [10:55:00] / CP2: [14:46:09] / CP3: [17:49:37] / CP4: [22:02:50] / CP5: [01:29:14] / CP6: [04:49:44] / Finish: [07:39:03]

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[サハラマラソン2014] ステージ4 (81.5km) 前編

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(ステージ4:実際にサハラマラソンで使った書き込みだらけのコースマップ)


いよいよ今日はオーバーナイトステージである。
昨日、低血糖状態に陥り、フラフラになった身としては不安でしょうがない。そんな状態でオーバーナイトを攻略する方法はただ1つ。日中のクッソ暑いうちはとにかくゆっくり様子を見ながら行く、そして日が傾いて暑くなくなった時がチャンスで、夜の涼しいうちに出来るだけ先に先に進んで、翌日に日が高くなり、暑くなる前にゴールする作戦である。

本日は9時スタートのはずなのだが、案の定、やや遅れてスタート。オーバーナイトステージでは、上位50名は正午にスタートする。CP1までは9.7kmの距離でほとんど平坦で砂利道だったため、予定通り2時間弱で到着したのだが、CP1に入る前から、CP1を出てCP2に向かう人々がアリの行列のように山に向かってる。遠目でもはっきり分かる、丘とかいうレベルじゃない、山である、山。まじかよ…。

CP1でゆっくり休憩を取って、水もしっかり補給して、覚悟を決めて、山へ向かう。山の傾斜がかなりあって、しかも大渋滞。渋滞にうんざりした選手の何人かは別ルートで行こうとしていたけど、オーバーナイトステージは制限時間が34時間で、時間はたっぷりある。こんなところで下手に体力使い切ってもしょうがないので、渋滞をいいことに休憩しながら進む。と、この山にTVカメラを片手に挑む韓国KBSテレビのカメラマンを発見。もうすごい息切れしてるし、つか、水持たないってこの状況下では無謀としか言いようがない。心優しい人達は自分の水をカメラマンにあげてた。その後は彼とビール飲みたいねとか、ビビンバ食べたいねとかくだらないこと話しながら上っていたら、思ったより早く頂上に着いた。が、頂上の後が私に取っては地獄だった。山の下りだから楽ちんだと思っていたら、大きな石とかがゴロゴロしていて、下手につまづいて転んでしまったら大けがしそうな勢いである。なので、慎重にゆっくり下りて行く。すると、そこについに現れたのである。

正午にスタートしたはずのエリート選手達、そのトップ争いをしている集団がやってきたのである。すごいよ、こんな岩場も物ともせずに、ひょいひょいと下りて行くよ。更に、しばらくすると、背後から私の頭をぐしゃっと撫でて走り去る奴がいた。誰だ?と思って見上げたら、去年も同じことをしたモハメドだった(注:昨年の覇者とは別のモハメド)。やっと、恐怖の岩場を抜けたと思ったら、次は砂丘が待っていた…。砂丘にイライラしながら歩いていると、どんどん背後からトップ選手がやってくる。彼らは砂丘でも歩かないのか、さすがだ。と、砂丘の上で一息ついたところに、背後からまたトップ選手がやってきたと思って見てみると…、

マルコ・オルモ!!
思わずびっくりして名前を叫んじゃったよ。そしたら、笑顔で握手してくれた。きっと彼は目ざとく私がオルモモデルのバックパックを背負っていたのに気がついたからに違いない(笑)UTMBで優勝した時でも60歳近かったはずだから、そう考えるとやっぱり凄い、凄すぎる。

21.3km地点のCP2には4時間近くかかって到着した。
CP1からCP2までは直線距離では11.6kmなのに、あの山のせいでとんでもなく時間を食ってしまったよ。次のCP3までは10.7kmである。そして、CP3では20時までに到着しないと足切りにあう。しかし、今の時間は15時前なので全然余裕でしょう。

とか言いながら、CP3には約3時間かかって18時前に到着した。
疲れが出ているのかペースが落ちているようだ。ここでスタッフから蛍光スティックを渡され、バックパックにつけて行くように指示を受ける。ナイトステージではこの光が後ろからやってくる選手の目印になるのだ。ここで軽く晩ご飯を食べて、13.3km先のCP4に向かう。ここから日が沈んで辺りが暗くなってしまうので、誰かを捕まえて一緒に行動した方がいいのだが、すぐそばに選手がいないので、かなり不安なのだが仕方がないので単独で行くことにした。

CP4に向かって歩みを進めていると、陽が完全に落ちてしまい、周りは闇に包まれてしまった。私の前後には人はいるにいるのだが、数十メートル単位で離れている。とにかく、道しるべと前を行く選手の背中(蛍光ライト)を見失わないように必死で食らいつく。誰かが後ろから追い抜いたら、その人の後ろにぴったりつく。もうその作戦で夜道を歩ききろうと決心した。空を見上げるとレーザービームが見える。

CP4には約4時間かかって、22時頃に到着。
ここでは主催者のパトリックがいて、「元気ですか〜!初めまして〜!」と迎えてくれた。しかし、絶対パトリックは「初めまして」の意味を勘違いしていると思う。ここでまたフランス語で返事すると、「お、フランス語話せるのか?」というくだりになってしまった…(涙)いい加減に私のことを覚えてくれよっ。で、何でフランス語が(片言だけど)話せるのかと聞かれたので、「うちの旦那はフランス人」と答えると。聞き耳を立てていたのか、パトリックの周りにいいた仏人スタッフ達も一緒に「あ〜、だからか〜。」みたいなリアクションをしてたよ。

蓄積された疲労のせいからか、かなりペースが落ちている。
ここでは少しだけ休憩して、すぐさま約13km先のCP5へ向かうことにした。

(続く)

[サハラマラソン2014] ステージ3 (37.5km)

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(ステージ3:実際にサハラマラソンで使った書き込みだらけのコースマップ)


3日目の朝。
いやー、今日も1ミリもぶれることなく暑いっす。暑いだけならいいんです、風がないのが問題なんです。風があると暑さがかなり和らいでくるので、風があるのとないのでは全然状況が異なります。まさか、この日、自分にリタイヤ寸前まで追い込まれる危機が訪れるとは思ってもみませんでした。

今日は37.5kmで制限時間は10時間半。昨日に比べたらいい方かと思いきや、コースマップを見てみると砂丘がとにかく多い。CP1前後7km近く、CP2前後で7km近くあるではないか。これは初日の12kmを超えるのだが、果たして初日並みの砂丘越えになるのか否かはわからない。

レースは8時半過ぎにスタート。
CP1までは10.6kmだが、7.7km付近から砂丘に入るので要注意である。砂丘に入って3km位だったので、ちょうどうんざりし始めたところにチェックポイントが現れたのは良かった。予定通り、2時間弱で到着し、順調な滑り出しである。

CP2までは12.9kmで、CP1から砂丘は続いている。更に、CP2の手前3kmから再び砂丘入りする。クッソ暑いし、この事実を知っただけでも気持ちが萎えてくる。しかし、しつこいようだが、それでも前に進まないと行けないのだ。後から思えば、この辺から私の中で何か異変が起きていたのかもしれない。なぜかというと、CP2手前辺りから、通りすがりのランナーからよく声をかけられるようになったのだ。挨拶とかではないよ、大丈夫か?みたな手合いのものである。その時は何も気づかずに、良く声をかけられるなぁと思いながら、大丈夫だよと返答していたのだが…。

約3時間半でCP2に到着。やはり砂丘に手こずってしまったか…といつもの通り、プロテイン粉末を水に溶かして飲み、ショッツを摂って体力回復を図って、9km先のCP3を目指す。CP3を出たところで、前を日本人選手が2人歩いていたので、近づいて声をかけようとしたら、ちょうど彼らが私の話をしていたよ…(汗)それもレナさん、あんな体型なのに速いみたいなこと話してたよ。あんな体型ですみません…。ということで、ここで私が声を掛けると気まずいだろうから、気がつかないフリして走って抜き去る作戦に出た。(が、抜き去った時にバレてしまったけど。)

と、それから少し経ったころだろうか、ぼーっとしてフラフラするような、何と言うか意識朦朧とした感じになってしまいペースがガクンと落ちる。目の前に大会スタッフのジープがあったので、取りあえずジープの影で休ませてもらおうと、ふらふらとジープに向かう。ちょうど、そのジープはお医者さんと看護師さんが乗っていたジープだった。で、事情を説明すると、少し休んで行くといいとそのままいさせてくれた。看護師さんは私のそばにちょこんと座って、時折、私の顔を覗き込む。お医者さんは他の選手に頑張れとか、大丈夫かとか声をかけている。30〜40分位、車の影で休むと大分落ち着いたので、スタッフにお礼を言って再び歩き出す。

が!
またしばらくすると、また気分が悪くなって、意識朦朧とした感じになって、歩きも千鳥足状態である。通りすがるランナーに声をかけられても、手を上げるので精一杯である。不幸中の幸いで、ここでもコース上に大会スタッフのジープを発見したので、意識朦朧としながらも気力を振り絞ってジープに向かう。ここにもお医者さん達が同乗していたので、今度はすぐさま見てもらった。血圧を測って、脈を診てもらい、そして血を採ってもらった。ジープに寄りかかって座っていたのだが、数メートル前はランナー達が歩いている。何人も、何人も、目の前を通り過ぎて行く。もうこのまま歩くことすらできないかもしれない。ここでリタイヤになるかもしれない。逆にドクターストップがかかれば、今この瞬間は楽になれるかもしれない…なんて考えていた。今日まで見かけることがなかった、いつも後方にいた日本人選手達まで目の前を通り過ぎて行く。このままドクターストップになるか、レースを再会しても制限時間に間に合わず失格になるか、、とにかくリタイアになってしまうんだな。リタイア後は他の日本人選手のために通訳かなにかでボランティアしようかな、なんて考え始める始末である。で、お医者さんが言い放ったのはドクターストップではなく、「何か糖分があるものを食べなさい。」の一言。言われるがままに、持っていたショッツやスポーツ羊羹を食べる。しばらくすると気分が大分良くなった。お医者さんが「もう行けるはずだ」というのだが、「でも、またもし途中で同じような症状に陥ったら、そのことを考えると怖い。」というと、「大丈夫。ジープが巡回しているし、CP3ももうすぐだから。」とお医者さん。

お医者さんの言葉を信じて、重い腰を上げて、CP3に向かって再び歩き出す。CP3に着くや否や、若いイケメンの男性が私のところにやってきた。「何が起きたのか説明してほしい。」と言うので、「英語で説明していい?」と返す私。どうやら、無線でさっきのお医者さんがCP3にいるお医者さんに私のことを話してくれていたようだ。事情を説明すると、ゴールまでは5kmでフラットな道だから、まだ時間はあるので少し休んでから行きなさいとのこと。夕方になって、少し陽が傾いてきたのが良かった。ここでも20〜30分程ゆっくりしてゴールに向かった。途中で日本人選手と遭遇したので、一緒にゴールすることにした。

ゴールがすぐ目の前に見えてきたので、「手をつないでゴールしませんか?」と提案すると、「40過ぎのおっさんでもいいんですか?」ときたので、「私も40なんですが?」ってなやり取りの中、手に手を取ってゴール。約10時間で、制限時間には間に合ったけど、何とも長く感じた1日だった。

ゴールには私を診てくれたお医者さんがいて、「ほら、君はゴールできるんだよ!」なんて、ゴールした本人よりも嬉しそうにしてくれていて、ちょっとうっすら涙が浮かんだよ。後にも先にも今日が一番、精神的にも肉体的にも限界に近づいたのだから。ちなみに、他の日本人女性選手2人は看護師さんで今日の出来事を話すと「それは低血糖に陥ったんだよ」と口を揃えて言われた。塩分は結構気にしてたけど、まさかの糖分っすか!

サハラマラソンはやはり侮れないのである。


** Stage 3 **
Start: [08:36:06] / CP1: [10:37:47] / CP2: [14:00:46] / CP3: [17:15:27] / Finish: [18:40:52]

[サハラマラソン2014] ステージ2 (41km)

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(ステージ2:実際にサハラマラソンで使った書き込みだらけのコースマップ)


2日目の朝がやってきた。
今年は砂対策がばっちりのようで、シューズの中に一切砂が入ってきておらず、インソールがむちゃくちゃきれい。ゲーターは4 desertのものを今回使用したのだが、チャックがないので脱着が面倒くさい。しかし、去年はサハラマラソンの公式ゲーターはチャックが壊れやすいからと変えたのに、、装備の選択はまだまだこれという正解がないな。ゲーターもやはり高熱で強力だった糊もはがれているので、やはり縫い付けるのがいいかも。しかし、今回使用したアシックスのトレラン用のシューズはゴアテックス素材のため、ゲーターのつま先部分がはがれていたにも関わらず、砂をまったく寄せ付けていなかった。

さて、本日は41km…ってもうほとんどフルマラソンの距離ぢゃないか。制限時間は11時間なので、昨日と同じである(というか、昨日はもともと10時間だったけど)昨日はうちのテントから1名リタイヤ者がでていた。彼女はCP1にも到達することなく、開始約10km地点でヘリで回収されたそうだ。そのリタイヤ者は朝、早々に荷物を背負ってどこかに行ってしまいその後、レース終了まで会うことはなかった…。

ざっと今日のコースを見たところ、昨日のような砂丘群はなく、大きな山越えもないようだ。ロードのフルマラソンのタイムの倍の時間を見込んで10時間以内に戻ってくることを目標にする。たしか、8時スタート予定だったはずなのだが、ま、予想通りというか、皆が準備して集まるのが遅いことに加えて、パトリックの話が長い(昨日の総評、今日のコースの説明、今日のお誕生日を迎える人などの話)ので、結局8時半過ぎにスタートする。

CP1までは11.5kmで、ほぼほぼ平坦な道のりで砂利道と小さい砂丘くらいしかないので快調な滑り出しで、2時間弱でCP1に到着した。チェックポイントではプロテインを水で溶かして飲んだり、ショッツ、スポーツ羊羹(もしくはカロリーメイト)で疲労回復を図る。まだ元気なので、休憩時間を短くして先に駒を進めることにする。クソ暑くなる前に(というか既にクソ暑いのだが)出来るだけ早く野営地に戻りたいのだ。

CP2までは14.5kmでこの区間が一番長いようだ。しかし、ここもロードマップを見た限りでは砂利道と小さい砂丘がちょこっとあるのみで難所となるような場所はなさそうだ。とにかく、無風でクッソ暑いことを除けば(というか、これが一番キツいのだが)走りには問題なさそうである。CP3には約3時間弱で到着した。自分にしてはなかなかいいペースである。

CP3までは約8kmなのだが、ロードマップを見るとちょっと丘っぽいところがあるのが気にかかる。これがどの程度の高さと傾斜なんだろうか?でも、前に進むしかないので進むんですけれども…。砂漠を歩いていると距離感がまったく分からなくなる。360度ほぼほぼ地平線で前を歩いている人がありんこみたいになっていると、一体何キロ先にいるんだよ?と。しかし、そんな壮大な景色の一部になっている自分がなんだか嬉しい砂漠マニアである。そして、こういう所にも人々の生活はある。急に視界に緑色が入ってきた。そこには集落があった。こんなところで生活するってすごいなぁー。と、約2時間後にはCP3に到着した。

よし!後は残り約7km、目指すは本日のゴール、野営地である。
丘や砂地に足を取られながらも何とか約2時間でゴール!10時間以内のゴールを目指していたが、9時間強でゴールできたので自分的には満足かも。

しかし、本日も日本人選手でリタイヤ者が出てしまう。
例年は全員完走か、もしくは1名くらいしかリタイヤ者が出ないのに、今年のサハラはやはり違うな。コース云々というよりも、暑さ、これにつきると思う。

** Stage 2 **
Start: [08:42:06] / CP1: [10:36:12] / CP2: [13:44:26] / CP3: [15:45:43] / Finish: [17:44:06]

[サハラマラソン2014] ステージ1 (34km)

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(ステージ1:実際にサハラマラソンで使った書き込みだらけのコースマップ)


いよいよサハラマラソンが始まる。
今日からは自給自足の生活になる。初日の朝食はパリで購入したマドレーヌを頂く。初日の朝食はリュックに入れることはないので、贅沢に食べたいものを思う存分食べ納めるのである。(ほんとはカステラを食べたかったのだが買うのを忘れた。)そして、ついにベルベル人が来襲!大会本部やゴールに近いテントにいるということは、一番最初にテント撤収の標的にあうのである。すっかり忘れてたよ。青空のもと支度をしていると、大会スタッフで女王と仲がいいアリさんがやってきた。去年も毎朝日課のように私達のテントにやってきてくれたなぁ。で、初日のコースについて親切に説明してくれるじゃないか。彼が言うには「今日は大砂丘越えはない。12km砂丘はあるけど、大砂丘を迂回するように行く、小さい砂丘なので難しくない。」とのこと。そうだよね、初日からキッツイやつ持ってこないよね!と、アリさんの言葉を信じた自分を後で後悔する羽目になるとはつゆ知らず…。初日ということで、日本人選手が集まって、円陣を組んで気合いを入れる。日本人選手みんなで完走するぞ!

スタート地点に集まるかとおもいきや、29回大会の「29」をかたどった枠の中に選手が全員入って航空撮影を行う。つか、去年は前日にやってたよね?ま、いいけど、その後スタート地点に戻り、パトリックから恒例のコースに関する説明が英語の通訳を入れて延々と続く。そして、ついにスタートに向けてのカウントダウン!おなじみのAC/DCのHighway To Hellもかかって、テンションがだんだん上がってきた!

5、4、3、2、1!
ついにスタート!トップ選手が勢い良くコースに飛び出る。私はのんびりとスタートラインまで歩き、そこからは来賓やスタッフに見送られながらスタート。砂丘の入り口3kmまで小走りすることに決めたので、ゆっくり走る。そして、ついに12kmの砂丘地帯に突入する。この砂の上を歩く時の感触が懐かしいではないか。しかも、すごく美しい砂丘で興奮状態である。初日だけあって、まだ砂丘に対して寛容な私である。しかし、アリさんが言っていたような簡単なコースではないぞ。砂丘の上り下りで結構体力も奪われるし、思ったより時間がかかりそうなので、ロードの倍の時間を目標にしてCP1を目指す。

CP1(15km地点)には3時間半強で到着。
これは想定内。ここを超えたらこれ以上の難所はないのでペースを上げて行くことにする。CP2までは10.8kmでほぼほぼ平坦なコースなので2時間以内の到着を目指す。CP1を出ると、砂丘ではないのだがラクダ草が生えている砂地である。足下が砂なので足元が踏ん張れないという、これまた素敵なコースである。少々イライラされたものの、足下が小石だらけの砂利道にかわる。これは車の轍に沿って走れば、足が痛くないし、小石でくじくこともない。助かった!少しここで小走りモードとなる、ちょっとした登りを超えると、なんと集落が見えてきた。つか、もうレンガの建物の廃墟…だな。

そして、CP2(25.8km地点)には2時間強で到着。
いい感じじゃない?想定通りに物事進んでない?さて次に目指すは、本日のゴールである野営地(B1)である。残り8.2kmで、ゴール前には大砂丘ではないが、砂丘群がある。目標到達時間を1時間半とした。なので17時前までにはゴールする計算である。31km地点の砂丘の入り口までは多少の上り下りはあったものの、小石だらけの砂利道だけあって、順調な(?)小走りで進んで行く。しかし、野営地までの残り3kmの砂丘群が辛かった。残り3kmだからあともう少しと思っているところに、しつこく小物の砂丘がやってくるので、足も取られて思うように行けないし、精神的にイライラするのである。で、ゴールが見えてからも長く感じるからたちが悪い。

と、後ろから「Where are you from ?」と声をかけてくるではないか、「(ゼッケンに書いてあるだろ…)Japan!」って振り返ると修造さんだった。去年のUCくんの真似したな?(去年はUCくんに抜かれぎわにこんな感じでいじられたw)で、更に「Hey Rena! 」って声をかけてくるから、またかよ〜と振り返ると、イギリス人のアリスだった。彼女は私達のテントの後ろにいるのだが、この時はその彼女だと判別がつかなかった…。アリスが「ねえ、一緒にゴールしない?」と言ってきたので、それに便乗して、ゴール直前から手をつないで走り、最後にはつないだ手を大きく挙げて、アリスが「スコットランド人と日本人が手に手を取ってのゴールよー!」と叫んでのゴール。

残念ながら17時前までには到着できず、17時7分だった。
恒例の温かくて甘い紅茶を頂き、アリスと一緒に記念撮影をした。そして、今晩の水のボトル(3リットル)をもらってテントに戻る。テントにいたのは女王1人でまだ他の人は戻ってきていなかった。本日の制限時間は10時間=19時までにゴールしなければならない。しかし、18時半過ぎに日本人テントを見て回ったけど、大半の人が戻ってきていないという。

結局、制限時間の19時になっても戻ってきていない人達が大多数いたようで、直前で制限時間を更に1時間延長するという措置がとられた。15回出場しているサハラの女王もこのような措置が行われたのは初めてだと言っていた。それでも、制限時間に間に合わない人達がいて、この日は日本人だけで4人もリタイヤとなった。

今年は何かが違う…とそのとき初めて感じたのであった。

** Stage 1 **
Start: [09:01:29] / CP1: [12:42:10] / CP2: [14:55:57] / Finish: [17:07:30]

[サハラマラソン2014] テクニカルチェック

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砂漠の朝は早い。
去年はたしか砂嵐で顔に砂がばちばち当たって眠れなかったけど、今年は夜の冷え込みがちょっときつかったかな。でも、この感じ懐かしい〜。サハラに戻ってきた〜、やっぱりサハラマラソン大好きだわ〜っていう幸せな気持ちの方が大きかったな。サハラ砂漠で1年振りに迎える夜明けも最高だった。

さて、今日のスケジュールはどんな感じかな。
今年の日本人のテントを担当するのはナタリーではなく、デビーという女性。英語の話し方からするとイギリス人っぽい。スタッフの大半がフランス人であることを考えると、もしかしてフランス人なのかしら?とも思ったのだが、名前がフランス人っぽくない。と、それはさておき、今日は朝ご飯の後はテクニカルチェックなのだが、ゼッケン番号によって時間が変わってくる。私は午後2時半からだった。

早朝恒例のミネラルウォーターのボトルを受け取った後、朝食を取りに食堂テントへ向かう。私達が食べている席の近くにいたのは、昨年のサハラマラソンの覇者、ゼッケン番号1番のモハメドではないか。彼は見た目老けているけど、一応、私と同い年みたい(汗)去年は彼と話すチャンスがなかったけど、テントもすぐ近くだし、しかもこうしてすぐそばで食事しているのだから、話しかけない手はない。というか、向こうから話しかけてくれた、、フランス語で。去年、モロッコから参加した日本人選手の話を皮切りに、奥さんはいるか、子供はいるかの質問攻めである。モハメドが冗談で、奥さんが4人いるといったら、サハラの女王が「私は5番目でいい」なんていうから、シャイなモハメドは照れているではないか。

食事を終え、テントに戻っている時にふと気がついた。
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上写真の右端に白いバルーンアーチがある。これは明日のスタートゲートである。なるほど、スタートはあっちの方か、、、ってわかります?その先に見えるものが?ん?山?って思うでしょ?いいえ、よーくみるとあれは砂丘なのです。それも大砂丘!まじか、初日から大砂丘?とテントに戻るとすぐさまロードブックを開いて、初日のコースを確認する。

…砂丘12km…
しかも、最初は3kmフラットなんですよ。ということはあの見えている砂丘は3km先のやつなのだよ。ひぇー、ここからみても大砂丘だってわかるのに!

取りあえず、これは一旦忘れることにしよう。
テクニカルチェック前までに荷物の整理をしなければならない。預けるものと、レース中携行するものと分けなければならない。一旦、預けてしまうと、レースが終わるまで戻ってこないのでここは慎重にチェックして、分けなければならないのだ。どこのテントも荷物をひっくり返しての大騒ぎである。

特にうちのテント。
30年以上もサハラ砂漠を旅することに憧れていて、なぜかその手段がサハラマラソンというのぶーちゃん。彼女の荷物がとにかく凄いことになってました。食料やその他のものがめっちゃ溢れかえっていて、しかもかさばるものがたくさん!しかも、レースの装備の総重量が規定の16kgを超えているではないか。これはやばいと、テントの住人総動員で断捨離&圧縮作業を行う。なんか家庭内手工業っぽくて面白かったけど。

それでも時間が結構あるので、ロードブックを丹念に読み込み、コースマップを切り離し、そこに色々ポイントを書き込む作業を行う。去年はろくにロードマップを見ずに、ただ前の人達についていった感じになっていたので、今年はコースを確認しながら進んで行こうと決めたのだ。で、しかも、今年は日本語訳が用意されていなかったので、英仏語で書かれた説明を読みながら、ポイントとなるところを地図に書き込んで行く。6ステージ分あるからね、結構大変かも。

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[サハラマラソン2014] いざモロッコへ、そして涙の再会

本日いよいよ決戦の地、モロッコに移動するのだが直前まで肝心なことを勘違いしてました(汗)去年の経験則から行き先は砂漠の入り口の街、ワルザザードかと思っていた。しかし、今回はエルラシディアという街に向かうとな!というか、航空券にはしっかり記載してあったのに今の今まで全く気がついてなかった…。サハラの女王は過去の大会でエルラシディアに行ったことあるみたいだが、あんまりいい印象はないみたいだ。

で、フライトも14時半で、空港には12時半集合という何とも微妙な時間帯。野営地に着く頃には夜になってるんじゃないの?ということは、テントも先に着いた他国の人達にいいところを取られてしまうのかしら…なんて心配になってくる。(が、これは後で杞憂に終わる)12時ちょっと前にホテルをチェックアウトし、シャトルバスでオルリー空港に向かう。ここで他の日本人選手達と合流する。チェックインカウンターで前に並んでいる人の荷物多すぎ、しかもカメラ回している人もいる。TVクルーか?前に並んでいる人に話しかけてみると、韓国人でどうも英語があまり分かっていない感じだった。すると、その前に並んでいたキレイな女性が代わりに返事してくれた。で、どうやらこの女性は韓国の女優さんということが判明。その話している時に様子もカメラにおさめられた、、、が後に、このTVクルーと(特にあるカメラマンと女優さん)ちょいちょい交流することになる。

オルリー空港のセキュリティチェックが激混みながらも、余裕で(?)搭乗時間に間に合い、フライトもほぼ定刻出発。チャーター便なので機内はもちろんサハラ関係者だらけである。去年より席が空いていて、乗客がほとんどアジア系だったりする。機内のシートに食事のメニューが挟まっていたので、まさかの有料?!とビビったのだが、ちゃんと無料で機内食が配られた。
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こちらいっさい暖め直しなし!なので美味しく頂きました。が、隣の席に座っていた人の機内食はまだカチンカチンに凍っていたww ボルドー、バスク地方、スペイン、ジブラルダル海峡上空を通過し、約3時間でエルラシディアに到着した。

懐かしいモロッコの風景に少しテンションが上がった。
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飛行機を降りたら、皆さんひとしきり写真撮影をしている。その隙にちゃっちゃと入国審査を済ませて、バスに乗り込もうと目論んでいたのだが、なんと建物の中にまだ入るなと係員に制されて、クソ暑い外で待たされる。で、何が起こったかというと、なんと預けていた荷物をいきなり地面において、自分のをそこで取ってから建物の中に入れとな!

自分の荷物をちゃっちゃと回収して、入国審査カードの記入に手間取る人々を横目にさっさと建物の中に入る。入国審査の列に並びながら、入国カードの記入を行う。というか、これは機内で渡してほしいんだけどなぁ…。入国審査の窓口は2つしかなく、そこに100人位並んでいるのですごい時間がかかってる。早めに並んどいて良かった。

入国審査のカウンターのそばに見覚えがある人発見。
ええ、主催者のパトリックでございます。でも何か雰囲気が変わっているんだよな〜、何だろう。で、自分の入国審査が終わり、パトリックに歓迎を受ける。私のことをもちろん覚えていないようで、フランス語で挨拶したら、「フランス語が話せるのか?!」と去年と同様にまた驚かれた。「去年も出場してましたよ。」と返すと「ああ、そうだったね〜。」なんて結構いい加減なお返事である。しかし、パトリックは入国審査手続き中のサハラの女王を見ると「あの子は見たことあるぞ。」なんていうので、「彼女は今年で15回目だから」と返すと、手のひらをおでこにあてて「15回?!15回だって?」と手で15のジェスチャーを取りながら驚いていた。つか事前にそういう情報は入ってないのかね?ついでだから、「覚えてますか?去年、牛の格好をしていた日本人男性?その人もいますよ。」って伝えると、「おらら〜!」なんてまた驚いてたよ。色々驚かせてごめんなさいね〜w で、女王と話していて気がついたのだが、パトリックは去年より痩せていたのだ。とくに腹回りとか下半身がすっきりしてる。

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[サハラマラソン2014] パリ市内ぶらぶら

フライトは予定通り現地時間午前4時過ぎに到着。
というか、こんなに早くに着かれても困るんだよな。空港からバスも電車もまだ出てないからさ。で、入国審査もするする抜けて、荷物も直ぐに出てきたので6時の始発のバスが出るまで1時間待ちとなった。店も何も空いていないから辛いわ…。ネットで時間を潰していたら、オルリー空港行きの始発バスがやってきた。今回は他の日本人選手と一緒のホテルに泊まらずに、オルリー空港のそばのホテルを予約したのだ。(ええ、色々と大人の事情がございましてね。)

オルリー空港行きのバスはがら空き、市内へ向かう道路もがら空きであっという間にオルリー空港に着いちゃった。そこからはタクシーで行こうかどうしようか悩んでいると、何と自分の泊まるホテル行きのシャトルバスが定期的に巡回していることが判明。ということで、シャトルバスに乗ってホテルへ向かう。

去年も出場したサハラ仲間(例の女王です)が既にホテルにチェックインしているので、部屋番号だけ教えてもらって部屋に向かう。キーをかざしてもドアが開かず、もたもたしているとサハラの女王がドアを開けてくれたw というか、去年のサハラ以来の一年振りの再会なんですけど〜!(いつも連絡はメールでやっていたので)ひとしきり再会を喜び合うと、女王がパリ市内をぶらぶらしに出るというので、私もお供することにした。


また、シャトルバスでオルリー空港に戻り、そこからモノレール&RERを乗り継いで、Saint-Michel-Notre-Damme駅に向かう。駅の地下通路から這い上がって目に飛び込んできたのはノートルダム大聖堂!
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パリは10回超えた時点から数えなくなってしまったが、やはりいつ来てもこのシテ島周辺ははずせませんな。この近辺の空いているカフェに適当に入って朝食を取る。クロワッサン、オレンジジュースに紅茶(コーヒー)という典型的なフランスの朝食だけれどもこれがまた7ユーロとかしやがった。ほんと外で食べると高いんだよ、おフランスは(涙)

朝食の後は適当にぶらぶらする。パリ市庁舎の前を通って、
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ポンピドゥーに行く。もう空いているだろうと思って入り口に向かったら、まだ空いていなかった、、11時からだというではないか。ちなみに、時計を見たら9時過ぎだった。
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サハラの女王も私もパリは10回以上来ているので、特にアレを見たい、コレをしたいというのがなかったので、ほんとに色々ここ1年のことをくっちゃべりながら、街歩きをしてるだけ。で、喉が渇いたということで、空いているお店に飛び込んで生ビールなんか頼んじゃった(汗)
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ほんとはサハラマラソン完走を祈願して(?!)、月曜日から酒断ち、カフェイン断ちをしていたのだが、サハラの女王が一緒に飲もうというのであれば、誰が断れましょうか(笑)で、カフェで色々くっちゃべっていたら、女王がアウトドア用品を売っているなんちゃらっていう店に行きたいというではないか。店の人に聞いてみたがわからず、で、そういえば、国境なきランナーズ(日本事務局)から、パリでお勧めのアウトドア用品の店に関するメール来てたなと思い、スマホで昔のメールを穿り返し、ようやく場所が判明した。

お目当てのアウトドアショップがあるサンジェルマンまで向かう途中でルーブル美術館のそばを通過。
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サンジェルマン界隈なんて超久しぶりかもしれん。で、お目当てのアウトドアショップは用途別に店舗があちこちに点在していた。女王のお目当てはキャンピング用品のところで、こっちの食料を見てみたかったらしい。日本だとアルファ米が中心になるのだけど、フランスのはすごいフレンチ色満載だよ。レンズ豆とかクスクスとか、パスタとか結構充実しているよ!見ていて結構面白い。
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[サハラマラソン2014] 出発の日

いよいよ、サハラマラソンに向けて、日本人選手の集合場所であるパリに向かう。
ほとんどの日本人選手は本日の日中にパリへ旅立つのだが、私は休暇がうまく取れなかった関係で(というか、交渉時に休暇の日数を間違えたw)夜の便でパリに向かう。今日は普通に仕事して、仕事の後にそのまま空港に向かうので昨晩はパッキングでバタバタしておりました。

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というか、これだけの荷物をオフィスに持って行くのか、、と思っただけでげんなり。(といっても、恐らく他の出場者に比べたらかなりコンパクトだと思うけど。)満員の通勤電車にこれを持って乗りたくないので早めに会社に行くことにする。そしたら、7時過ぎにはオフィスビルに着いちゃったよ…(汗)

さて、荷物と言えば、今回気がかりなのがこいつ。
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ザバスのプロテインで疲労回復にいいらしいのだが、これを必要な分だけジップロックに詰めたのだが、うーーん怪しい。怪しすぎる。においを嗅げばバニラの香りがするのだけれども、いかんせん見かけが怪しい。東京、パリ、モロッコの空港で引っかからないことを祈る。

そして、こちらが今回の食料。
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重量を減らして、カロリーを稼ぐためにナッツ類を大量投入。あと、今回はスポーツジェルも大量導入してみた。さて、これが吉と出るか、凶と出るかは現地に行ってみないとわからない。

これで忘れ物はないはず、、と思っていたら、時計を忘れていたことに気がついた。
電波もろくに通じず、充電もできるかわからないサハラ砂漠なので、GAMINとか高機能な時計はいらないわけです。単に制限時間に間に合うかどうか、時間が分かればいいだけなので、仕事帰りに有楽町のビッグカメラでやっすいデジタル時計を購入した。

今回は羽田空港からの出発。
本当はJAL便だったのに、あちらさんの都合でエールフランスのコードシェア便に振り返られてしまった。おかげでチェックイン手続きや荷物を預けるために長蛇の列に並ぶ羽目になってしまった。せっかく作ったCLUB Aカードがまったくもって役立たずになった瞬間であった。チェックインに手間取ったものの、セキュリティと出国審査はあっさり通過。なので、急ぐ旅ではないのだがやはり沸々と怒りが込み上げてくる(笑)

パリへのフライトは予定通り22時15分頃に離陸。
席は真ん中の席だったのだが、端にしか人が座っていなかったので隣の席も使うことができて、少しはマシだったかな。機内食は相変わらずな感じ。もちろん完食ならず。もう冷えたままでいいよ、暖めないでくれ。
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機内ではほとんど爆睡していたので、あっという間にパリに到着。

3月に読んだ本のまとめ

月10冊以上読むと言いながら、先月は散々たる結果だったので、3月は隙間時間を有効活用して読書最優先にしたところ、14冊も読了していたのね。うち、1冊はコミックなので、正確には13冊か。イケメン教授のロバート・シラーの著書は読み応えがあった。4月は月の半分はサハラなので10冊以上読めるかわからないが、帰国したらできるだけ本を読む時間を作ろう。

2014年3月の読書メーター
読んだ本の数:14冊
読んだページ数:3472ページ
ナイス数:36ナイス

タモリ学 タモリにとって「タモリ」とは何か?タモリ学 タモリにとって「タモリ」とは何か?感想
テレビのスキマでちょくちょく語られていたタモリが一冊の本になったと聞き、即購入。タモリという芸能人、これを見事にインタビューなどから掘り起こした著者。やはり圧巻だった。
読了日:3月29日 著者:戸部田誠(てれびのスキマ)
海外マラソンRunRun旅 (メディアファクトリーのコミックエッセイ)海外マラソンRunRun旅 (メディアファクトリーのコミックエッセイ)感想
海外マラソンといえば、海外を走りまくる身としては、もうタイトル買いでしょう。メドックマラソンのくだりが私のこと??っていうくらい共通点があって驚いた。同じ大会に同じ格好で出て、しかも30km過ぎ地点でのこと。私はその翌年にリベンジし、今年も走りますがw
読了日:3月28日 著者:たかぎなおこ
出好き、ネコ好き、私好き出好き、ネコ好き、私好き感想
STORYに連載されたエッセイ。アラフォー女性を対象としているようだが、ananのエッセイと似たり寄ったりかな。でも彼女のエッセイ本はついつい読んでしまう。
読了日:3月26日 著者:林真理子
ジェフ・ベゾス 果てなき野望ジェフ・ベゾス 果てなき野望感想
最初の方は面白くて引き込まれるように読んでいたが、だんだん冗長的な文章に飽きてきて結局1週間近くかかって読了。D.E.Shawに最初いたとは知らず、金融の世界にいたというのが意外だった。ジョブズ同様に人としてどうよ?っていうのはカリスマ経営者の特徴か?
読了日:3月19日 著者:ブラッド・ストーン
シャイロックの子供たち (文春文庫)シャイロックの子供たち (文春文庫)感想
面白くて一気に読んでしまった。組織という得体の知れない化け物に恐怖すら覚える。
読了日:3月15日 著者:池井戸潤
約束の海約束の海感想
遺作となった書籍。一部までは完成していたが、二部、三部が未完となり残念すぎる。本当に残念。相変わらずの引き込まれる内容で一気に読んだ。本当に残念だ。
読了日:3月15日 著者:山崎豊子
決意とリボン決意とリボン感想
相変わらずサクッと読みやすいエッセイでつい新刊が出たら買ってしまう。
読了日:3月13日 著者:林真理子
決算書がスラスラわかる 財務3表一体理解法 (朝日新書 44)決算書がスラスラわかる 財務3表一体理解法 (朝日新書 44)感想
ずっと積読本になっていたのだが、もっと早くに読んでいれば良かったと思える良書。決算書解説本の中では今のところ本書が一番と思える。
読了日:3月8日 著者:國貞克則
元手100万円から! 気軽で手ごろなマンション投資で年800万円稼ぐ方法元手100万円から! 気軽で手ごろなマンション投資で年800万円稼ぐ方法
読了日:3月8日 著者:岡本公男
OLでも純資産1億円!     普通のOLだった私が、たった5年で11戸のマンションを獲得した秘密 (ノンフィクション単行本)OLでも純資産1億円! 普通のOLだった私が、たった5年で11戸のマンションを獲得した秘密 (ノンフィクション単行本)感想
不動産投資の体験エッセイとして読む分には一棟アパートから区分所有に切り替えた経緯などは興味深い。ただ、投資としてのノウハウについては特に目新しい情報はないかな。
読了日:3月8日 著者:吉田彩乃
中古ワンルーム2戸からはじめる家賃40万円稼ぐ黄金の法則中古ワンルーム2戸からはじめる家賃40万円稼ぐ黄金の法則
読了日:3月7日 著者:重吉勉
それでも金融はすばらしい: 人類最強の発明で世界の難問を解く。それでも金融はすばらしい: 人類最強の発明で世界の難問を解く。
読了日:3月6日 著者:ロバート・J.シラー
新しい金融秩序 <新装版>新しい金融秩序 <新装版>
読了日:3月2日 著者:ロバート・J・シラー
アルフレッド・アドラー 人生に革命が起きる100の言葉アルフレッド・アドラー 人生に革命が起きる100の言葉感想
自分に突き刺さる言葉の数々。そう、世界はシンプルなはずなんですよ。文中に棒線を引かれるのは余計だったかな。
読了日:3月1日 著者:小倉広

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プロフィール

rena

Author:rena
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ライフワークのフランス語学習はモチベーションに大波、小波あり。仏検2級、DELF B1に合格しているが、会話力はまだまだ中級レベル(下)の域を抜けない。

万年ダイエッター。志はいつも高いのだが、結果が伴わない(涙)

へっぽこ投資歴約10年
デイトレ、銘柄1点買いなど初心者がやっちゃいけないような投資の果てに、たどり着いたのが長期・分散投資でコツコツ。そして、ちょいとバリュー投資目指すが、まだまだ勉強中。

2010年夏、皇居ランを始め、ラン仲間と毎週土曜日に皇居の周りを1周している。目標はでっかくフルマラソン完走。2011年秋、海外のフルマラソン大会に照準!と思ったら、2011年5月になんとフルマラソン完走しちゃいました。更に、2012年4月にはウルトラマラソン(72km)、2013年〜2016年、4年連続サハラマラソン完走。次の目標は2017年サハラマラソン(上位半分以内)、UTMF、UTMB。

海外旅行大好き。
今まで旅行した国々は、フランス、イギリス、イタリア、スイス、スペイン、オランダ、ベルギー、ルクセンブルグ、ロシア、フィンランド、エストニア、クロアチア、スロベニア、ボスニア・ヘルツェゴビナ、セルビア、カナダ、アメリカ、メキシコ、オーストラリア、ニュージーランド、中国、韓国、香港、マカオ、台湾、シンガポール、マレーシア、グアム、インド、ネパール、ブータン、タイ、ベトナム、カンボジア、ミャンマー、ラオス、ブルネイ、フィリピン、インドネシア、アラブ首長国連邦、オマーン、イスラエル、カタール、モロッコ

もちろん国内旅行も大好き。
のんびりできる温泉地を巡りたい。

過去の旅行記はコチラ
そして、旅行写真集はコチラ

崇拝する人はマドンナ姐さん。
ファン歴二十数年、語りだすと止まりません。マドンナ姐さんの話していることを理解したいがために英語を勉強したといってもいいくらい。ツアーは必ず参戦。どこにでも飛んで行きます。話を振る際はご注意ください。

ここ数年読書の楽しみにはまり、経済・金融・ビジネス本を中心に読み漁ってます。

フォトリーディング開始後(2009.7.21)からの読書量
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