おフランス風味

仏人夫との日本での生活の日々徒然のはずが、ランニングと旅中心の記録となっている今日この頃。

アセットアロケーション -201705




気がついたら3ヶ月振りのアセットアロケーションみたいです。
最後に算出したのは2月末時点、そこから今まで何があったか、確定申告とサハラマラソン前後で忙しすぎて、何をしていたのか全く記憶にない。こういう時はツイッターでのつぶやきを遡ればいいのだけれども、もうそれすらも面倒なので思い出せる限りで書いてみよう。

北朝鮮のミサイル発射、地政学リスクだなんだと言いながらも日経平均は2万円を目の前にして地団駄踏んでいる状態なのだが、その間に保有している個別銘柄でいわゆる劣等生だった銘柄がぐんぐんと右肩上がりに、ついに含み益が出ている状態である。これはこのまま放置でさらなる様子見で。一方、NISA口座の劣等生銘柄もいつの間にかプラ転になっていたので、このタイミングで売却した。なんのためのNISA口座だったのか、、でもとにかくプラ転して良かった。NISA口座に組み込むものはもうちょっと慎重に選ぼうと思った次第。そして、イデコで積み立てているインデックス投信は微妙にマイナスになっているが、まあもうちょっとすればプラ転になるだろうと楽観視。為替は円高方向に進んでおり、もう少し円高が進んだら海外ETFの買い増しを実行する予定。

民泊業は順調で年内の予約はほぼ埋まった。

先日、母校の創立記念日で講演を行ったのだが、そこでなぜか実費よりも多い足代を頂いて結構引いた。おそらく、飛行機代を正規運賃で出していると思われる。なんのために、実際に支払った飛行機代を教えたのか意味がなかった。で、この足代+講演料はサハラ仲間が運営するNPO団体に、大阪マラソンのチャリティランナーとして寄付しました。

相当久しぶりに母校に行って思ったのだが、これから社会に旅立って行く後輩たちにファイナンシャルリテラシー講座ではないけど、ちょっとしたお勉強会を開けないかなーと思い始めた。私自身が若い頃にやりたいことがあっても、お金がないという状態を幾度となく経験したので、しくじり先生的に後輩たちに話す機会を作れればなあと。今度、恩師に相談してみるかな。


[長崎帰省2017] 母校で講演

朝6時起き。
身支度と朝食を済ませ、7時40分の諫早駅発の島鉄列車に乗る。
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車内は学生たちでいっぱいだったのだが、隣の本諫早駅でほとんど降りて行った。若いんだから一駅くらいだったら歩くか自転車に乗って行くなりしろや、と思うのは私が歳をとったから?

本日の天気は微妙。曇ってる。
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晴れていたら対岸の熊本県が見えていたのに残念。
島原駅に着くと恩師が車で迎えに来てくれていた。卒業してから全然会っていないはずなので四半世紀ぶりくらいよ。先生は歳を取ってはいたが、でも全然変わっていなかった。嬉しいなー。建て替わって新しくなった母校は全く別の学校に遊びに来たかのように面影がほとんどなかった。校長室に通されて、校長先生と教頭先生にご挨拶。一昨年までの校長は私が知っている恩師だったんだけれども、定年退職しちゃったらしく、、残念。そして、会議室みたいなところに通されたら、そこには高校時代の同級生と先輩夫婦がいた。なつかしー!10年振りくらいかも、でも、先輩の方か高校卒業して以来か。やはり2人とも変わってないなー。そして、同窓会の会長とかそんな感じの方々も入って来て、しばし雑談。

講演は10時から1時間話し続ける。
なんか、すごいことになっていて、校長先生が私が紹介する間はぽつねんと壇上の椅子に1人で座っていたり、講演が終わったら、生徒会長のお礼のことば、書記から花束贈呈なんて、すごいセレモニー感!(←つか、創立記念日だから)
私が話した内容は前半はこれまでのキャリア、と言っても、転職と海外逃亡を繰り返す話。で、後半はランニングの話で、皇居ランから始まり、島原のRUN、パクチーランニングクラブでの話、そしてサハラマラソンの話と広く浅く網羅した。

公演後はまた会議室に戻り、みんなでお弁当いただいて、校内を案内してもらった。
自分の子供が母校に通っている同級生も公演後に合流した。
まだまだ話し足りないぜ、ってことで市内の喫茶店でローカルスイーツである「寒ざらし」を食べながら、楽しいひと時を過ごす。ほんと久しぶりだから色々話すネタはあるんだよね。
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夕方の空港行きのバスで長崎空港に向かい、空港でちょっと早めの晩御飯を頂く。
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皿うどんラブ、しかもカタ麺ね!
帰りの機内でもCAさんにお願いしてご当地ステッカーをゲット。
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往路と都道府県が被っていなかったので良かったー。
ということで、長い一日が終わりました。

[長崎帰省2017] 最終便で長崎へ

17時で仕事を終え、真っ先に向かった先は羽田空港。
平日の真っ只中ではあるが、翌日は母校で創立記念日での講演を行わなければならないのだ。この話は既に昨年末に高校時代の恩師から連絡があり決まっていた。今日までかなりの時間的な余裕があったはずなのになんだかんだと先送りし、結局は今月に入ってマレーシアで慌ててスピーチ要旨を考える羽目になった。

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が、まだまだ不安なので、ギリギリまでスライドや原稿のチェックを行う。なぜかサクララウンジにRedbullが置いてあったのでありがたく頂くことにする。さすがに今回は悠長に生ビールなんか飲んでいる場合ではない。


羽田空港を離陸して、大きく東京湾を旋回して行く空路を今回は取っていたため、夜の東京タワーや中心部の上空を一望することができた。やっぱ東京は大都会だな。
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機内ドリンクサービスのタイミングでCAさんにご当地シールを頂けないか聞いて見たら、本日登場しているCAさんの分を全て千代紙で綺麗に包んでくださった。
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この千社札シールの配布は去年の7月から始まってたんですってー。この間、大阪に行った時に何かシールもらっている人がいて、そういえばたまに見かけるなーと思い、ググってみたら、そういうことでした。残念なことにこのサービスは来月末で終了するそうだ。

来月はFOP2倍キャンペーンの月で沖縄に往復しまくるので、47都道府県コンプリートはできないだろけれども、できるだけ多くの都道府県のシールを集めてみよう。

長崎空港にはほぼ定刻通りに到着し、いつものように諫早行きのバスに乗り込む。足がない人が最終便で長崎に着いちゃうと、その日のうちに島原まで辿り着けないんだよねー。ということで、諫早駅前の定宿にチェックイン。

[マレーシア旅行 2017] 2日目 : ホテルでだらだら

早朝4時前にクアラルンプールに到着。
窓の外を見てみると雨が降っているではないか。うわー、傘持ってきていないわ。とりあえずKLIA Expressでセントラル駅まで行って、そこからホテルまではタクシーで行くつもりだから何とかなるかな。こんな時間に到着するのはうちらのフライトくらいしかないので、入国審査はサクッと終了。というか、たまたま当たった入国審査官がとてもフレンドリーな人で作業を行なっている間、ちょっとした会話を楽しんだ。

さて税関を通過して、到着ロビーに出る。
まずはマレーシアリンギットをATMから引き落とし、そして現地のSIMカードを入手する。7日間、データ通信2GBで20リンギットだ。ほんとは先日ロンドンで購入したSIMが1ヶ月有効だったから、マレーシアが無料ローミングの対象国だったら買わずに済んだんだけどなー、ぶちぶち。

で、KLIA Expressへ向かう。
チケット購入して、改札内に入ってから気がついたんだけど、始発が5時じゃん!あと30分弱待たなくてなならないのー?喉乾いたからコーヒー飲みたいんだけど、確かカフェ開いてたよね。が、一旦入った改札を出る術がなく、仕方なくネットしながら時間を潰す。で、5時始発でセントラル駅まで向かい、セントラル駅からタクシー捕まえてKLCCエリアのホテルに直行する。(深夜料金が適用されて20リンギットくらい)

実は、フライトの時間を勘違いしていて、5月3日から4泊おさえていた。気がついた時には時すでに遅しで、予約の変更・取消は不可だったので、泣く泣くホテルに「日付間違えて予約した。変更できないのは知っているので、ノーショウ扱いにしないでくれ。」というメールだけ出しといた。一応、ホテルからは「お待ちしております。」という返信が来てたので大丈夫かとは思うが、実は現場に伝わっているかちょっぴり不安だった。しかしながら、ちゃんと部屋はそのままキープされていたので、サクッとチェックインできた。

これが今日で予約していて、こんなに早く着いて、まだ部屋がないから入れられないって言われたら途方にくれてたな。なんせまだ辺りは真っ暗で、周辺のお店とか開いている気配がない。

ということで、予約していたスタジオタイプのお部屋に入る。
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素晴らしい、サービスアパートメントのような部屋の広さ。キッチン付きで、自炊に必要なものは全て揃っているし、ネスカフェのコーヒーマシーンもあるよ、カプセル付きで♪

そして、作業用デスクとベッド。
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これで滞在中はホテルに引きこもって色々と作業できるな。そのためにMacbook Air持ってきたんだからさー。しかし、旦那もほんと一緒に来ればよかったのにー。2人でだらだら過ごせる十分なスペースだよ、これは。

そして、水周り。
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うぉー!バスタブがあるよー。もちろんシャワーブースも付いている。
アメニティは全てロクシタンだった。

客室内を一通りチェックしたら、まだ6時過ぎで辺りは暗いし、飛行機が揺れてあまり眠れなかったので、ちょっと仮眠を取ることにする。2時間くらい寝ただろうか、お腹が空いたのでホテルの朝ごはんを頂くことにする。

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ホテル内に併設しているバーでビュッフェスタイルの朝食なのだが、このホテルクラスにしてはちょっとしょぼい品揃えである。マレーシアっぽいところではナシレマくらいしかない。これ毎朝同じ内容だったら飽きてしまうかも。飽きたら、朝ラン兼ねてどこかに走って行って朝ごはんを食べようかな。

食事の後はホテル内のジムとプールの見学に向かう。
せっかくだからとジムやプールで運動できるように準備してきたからね。と、そこは隣のレジデンスと共用になっているようで、レジデンスの最上階にプールがあった。そこからの眺めは素晴らしい。一応、ペトロナスツインタワーも見えるのだが、ここからだとどう見てみ「ツイン」タワーではないな。
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そして、KLタワーもバッチリ見える。これは夜に来たら夜景とか綺麗なんだろうなー。
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そして、部屋に戻ってまったり、と言いたいところだが、サハラマラソンから帰ってきて色々とやることが溜まっているので、Macbookに向かって黙々と作業&チェックを行う。そして、溜まりに溜まっているブログ記事の怒涛の更新も忘れない(笑)

気がついたら13時近くになっている。
お腹が空いて来たので、ペトロナスツインタワーの真下にあるショッピングモールに向かう。なんと徒歩5分圏内なんだが、交通量の多い道路を渡るのは面倒臭い。平日のお昼ともあって、レストラン街はとにかく人で埋め尽くされていて、近隣オフィスで働いているであろう人たちでどこも行列ができている。12時のピークからずれているはずなんだけどなー。

仕方がないのでフードコートに移動する。ここも混んでいるのだが、まあめちゃくちゃ待つことはないし、一人分の席くらいなら見つからないわけがない。ということで、ラクサ食べるんだー!

で、カレーラクサを注文したら、今はできないから、これでどうだと言われ、仕方なく妥協する。
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まあ、これはこれで美味しいんですけれども。

食事が終わると、モール内のスーパーマーケットで晩御飯くらいは自炊するかと、食材を見て回るが、この国は自炊するより外で食った方が結局は安くつくことに今気がついた(笑)なので、旦那が好きな7DマンゴーとTimTamの値段だけチェックしてホテルに戻って作業再開。

いやー、はかどります。はかどります。

[マレーシア旅行 2017] 1日目: クアラルンプールへ

GWの真っ只中のクアラルンプール行き。
本当は5月2日の夜便が良かったのだが、当然のことながら空きがなく本日の夜便で出発である。これが不幸中の幸いで、先日突然に民泊関係で作業が入ったので本日出発前に済ませることができて良かった。

ここ数年は羽田空港から海外に飛び立っているため、忘れないように念仏のように成田空港、成田空港と自分に言い聞かせていた。夕方に家を出て新宿駅から成田エクスプレスに乗り込む。まず、成田エクスプレス自体が久しぶりすぎて何点か驚いたことがあった。

まず、車内には無料wifiが搭載されていた。
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前からwifiは飛んでいたけど無料ではなかったんだよなー。
これは嬉しい、つかもっと早くからやってくれよ。

そして、成田エクスプレスと言えば全席指定だったはずなのに、券売機でチケット購入の際に「自由席」なんて選択肢が出てきたものだから??となっていた。自由席車両があるのか?とちょっと半信半疑だったので、いつものように指定席を購入した。

こういうことでしたか。
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つか、めんどくさ!!!だったら自由席車両作ってちょうだいよ。

まあそんなこんなで成田空港第2ターミナルに到着。
何度もしつこく言うようだけど、やっぱり成田空港は遠いよ〜。
ふと思ったのだが、電車で成田空港に到着した時に改札出たらセキュリティチェックみたいな関所があって必ずパスポートをチェックしているじゃないですか?なので、パスポートを取り出してスタンバっていたら、いないんですよ、誰も。もしかしてこの関所はいつの間にかなくなってしまった?成田空港に来るのがほんと久しぶりだと言うことがよくわかったよ。

JALのJGC専用チェックインカウンターに向かったら、今晩の便はマレーシア航空とのコードシェア便だったことを失念しておりました。と言うことで、マレーシア航空のチェックインカウンターに向かう。幸いにして、ワンワールドの優先カウンターは空いていたので、行列になっていたエコノミークラスのチェックインカウンターを横目にチェックインだん。更にセキュリティチェックはJALステータス会員専用のレーンを使えるので、行ってみたら、自分しかおらずに準備する暇なく慌ててザックからMacbookを取り出す。GW中でありながら、こんな風にサクサクと物事が進むと、ほんと修行して良かったと思いますわ。

そのままサクララウンジに直行。
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なんか成田空港のラウンジは広々としてよろしいですなー。
糖質制限中だと言うのに、やはりサクララウンジに来たら避けることはできないでしょう。
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しかもてんこ盛りにして完食した挙句に、おかわりで牛丼まで食べていますからね。
本気で糖質制限する気あんのかよ?って感じである。

クアラルンプール行きのマレーシア航空は21時40分発なのに、搭乗開始が21時とかなり早め。ぶっちゃけ、そんな予定通りに搭乗開始するわけがないとまったりしていたら、なんときっちり21時に搭乗開始していたのだ。おかげでファイナルコールで機内に乗り込んでしまった。エコノミー席の一番後ろの席なのでリクライニングは遠慮なくできる。

機内に乗り込んでから、もうすっかりマレーシアモード。
CAさん達が話す英語の訛りがもういい感じなんで。
しかし東京発の便なのに、日本人スタッフがいないのはまだしも、日本語のアナウンスも全くないのね。別にいいけど。

機内に乗り込んでからはすぐに寝落ちしたのだけれども、時折、気流が悪い所を通過しているのか、結構揺れていた。で、マレーシア航空でしょ?寝ぼけながら最悪のこと想定しちゃったわ。


第32回サハラマラソン2017完走しました

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5度目のサハラマラソン完走しました。
やはりサハラマラソンは最高でした。

昨年の秋頃から腰痛に悩まされ、接骨院通いを続けていましたが、それでも症状は改善されませんでした。時折、立ち上がれないほどの激痛でのたうち回る姿を見て、我が家の住人は「それでサハラマラソン行けるの?今年はキャンセルした方がいいんじゃないの?」と諭されることしばしばありました。

11月上旬に橘湾岸スーパーマラニック(103km)、11月下旬に東海道53次ウルトラマラニックのオーバーナイトステージ(100km)で腰痛を抱えながらもなんとか完歩したので、今までのサハラマラソンの経験値もあることだし、まあ歩き通せばフィニッシュできるだろうと、見通しが立ってホッとしたのを覚えています。

と、同時に腰への負担を減らすために、本格的にダイエットを開始することにした。10月からグルテンフリー(小麦粉除去)の生活を送っていましたが、12月から糖質制限を行うことにした。サハラマラソン出発直前までにマイナス7kgの減量に成功(本当は10kgくらい落としたかった)、そしてザックの軽量化をとことん測り、テクニカルチェック時の重量は8.2kgでした。但し、ペットボトル1本(1.5リットル)をつけての重量なので、水なしで6.7kgとまだまだ改善の余地はあったのだけれども、ほぼ軽量化に成功しました。また、腰痛の負担を減らすために、今年はストックも持参しました。この対策により腰への負担はかなり軽減できたと思っています。サハラ砂漠を歩いていて、いかに腰に負担がかかるものなのか改めて思い知らされた次第。

さてレース。
初日は砂漠に戻ってきた嬉しさでいきなり走り出してしまったら、ガレ場で転倒しタイツが破けて膝を擦りむいてしまうアクシデントが発生し、経験者としてはお恥ずかしい限り。擦り傷はなんともなかったのだけれども、あざがあちこちにできて、そっちの方が痛かった(笑)それでも初日はペースが良くて現地時間14:30頃にゴールできたのは驚いた。(通年だと16時ー17時くらいなので。)それでも順位が700番台ということは、やはり初日のコースと気象条件が去年に比べて全然楽だったのを物語っています。

2日目、3日目は例の山を往復。
ロードブックを配られた時に一番気にしていたのがこの山がどこでどう絡んでくるか。30回大会のようながれ場登りからの、翌日は正面から攻めるといったコースで軽くめまいがした。とにかくこれを攻略すればフィニッシュまで行けると確信した。

オーバーナイトステージは、夜行性の自分が最も得意とするステージのはずなのだが、今年はこのステージに一番苦しめられることになった。個人的には過去5回今まで出た中で一番きついオーバーナイトステージだったと思う。とにかく足場の砂場に苦しめられた。CP2からCP3に向かう砂場ではほとほと嫌気がさしていた。そんな時に、後ろから私を呼ぶ声が聞こえてきたので振り向いてみると、上位50位以内で3時間後にスタートしたサハラ仲間のモハメド(ゼッケン番号8、総合順位35位)が走ってきていた。そして、わざわざ集団から離れて私のところまできて、ハグをしてくれて、「一歩一歩前に進むんだよ。」と励ましてくれた。自分も激しい順位争いをしている中で、わざわざ私のことを気にかけてくれた姿勢がとても嬉しくて、初めて歩きながら涙した。オーバーナイトステージでは夜の砂漠で目がランランとして興奮状態で歩いているのが例年の私なのだが、まさかの激しい睡魔が何度も襲ってきた。歩きながら眠るという技を知らず知らずのうちに身につけていた。そして、最後のチェックポイント(CP7)を通過した後、ゴールまで後ちょっとというところで激しくコースアウトをしてしまうアクシデントが起こる。コースを外れたら、GPSつけているからスタッフが迎えにきてくれると思っていたら来やしない。というか、それほど外れていないのか?CP7過ぎてから何度かコースを外れそうになったが、それでも後方ランナーを確認しながら軌道修正できていた。しかし、今回は背の高さほどのある茂みをずっと歩いていたので、後方ランナーが見えなかったのだ。仕方がないので後方ランナーが見つかるまで来た道をそのままずっと戻っていくことにする。ゴール手前でこれってかなり心折れる。しかし、不幸中の幸い、戻る途中で遠くにランナーがゴールに向かっている姿を発見できたので、すぐに軌道修正できた。

マラソンステージは予想通りのほぼフラット、サハラマラソンの総集編かのごとく、色々盛り込んでるのはパトリックらしい。フィニッシュラインでは主催者のパトリックがメダルを手に待ち構えていて、久しぶりにまともにメダルをかけてもらえた(笑)

今回は足のダメージはほとんどなし。サハラの女王ジュンコさんが驚くくらいに私の足のマメはほぼない状態だったのは、今回採用したアルトラの靴が自分に合っていたんだろうと思う。また、終始腰痛に苦しめられていたが、走力のある余裕の整体師ランナーさんが毎日私の腰を見てくださったのでこれは本当に助かりました。施術してもらった後は本当に楽になって、しかし残念ながら翌日にはまた元に戻るという繰り返しでしたが、あの生活環境では仕方ないことかなと思います。(チャリティーの朝は激しい腰痛で支えなしに起き上がれず、座れず、自分で靴下も履けないという要介護状態に陥りましたw)そして、ふくらはぎのむくみはゴキブリ体操でかなり解消されるということを同じテントのランナーさんに教えていただきました。とにかく、暇さえあればゴキブリ体操、これ本当即効性あります。

今年は全体で800位/1,171名中、タイムは52:27:54
タイム的には悪くないのだけれども、総合順位が思ったより伸びなかったのは、しっかりこの日のために練習を積んできたランナー達がたくさんいたということとですね。来年はどうするか、腰痛が若干気になるので様子を見つつ、まずは9月のハーフ砂漠マラソンに集中したいと思います。

[サハラマラソン2017] ステージ4 (86.2km) 後編

CP6までの道中は砂丘地獄。
オーバーナイトステージでは夜が深まれば深まるほど、目が爛々としてテンションが上がって、前後に誰もいない場合は歌いながら歩いている私なのだが、今年はなぜかおかしなことに眠い。とにかく眠い。ひたすら眠い。まあ周りは砂丘なんだし、その場でちょっと休憩するという手もあったのだが、ここで寝たらもしかしたら爆睡してしまうかもしれない。そんな恐怖を覚えるほどのすごい睡魔が襲ってきていて、歩きながら寝るみたいな技をどうやら体得したようだ。ここで転んだとしても砂場なんでダメージは少ないはずという気持ちから眠くてもひたすら前に進んだ。

65km地点のCP6に到着したのは約3時間後である。約9kmの道のりにそんな時間かかって、睡魔に負けて寝ながら歩いていたからかなり蛇行した歩きだったんだろうなぁ。最後のチェックポイント、CP7までは約11km、今はまだ1時半くらいだから、日が完全に上り切る前までには、朝の7時までにはゴールできるかもしれない。

CP6を出た直後は砂丘だったんだが、少し経ってから足場が変わって歩きやすくなった。睡魔もちょっとどこかに飛んで行ったかもしれない。CP7まではほぼ直線距離でマーキングにさほど注意を向ける必要もなく精神的にも結構ラクだった。76km地点のCP7に着いたのは約3時間後である。ちょっとペースが上がってきた。今は明け方の4時ごろ、残り10kmくらいなので順調に行けば6時半までにはゴールできそうな気がする。

ということで、いざCP7を出発。
しかし、この明け方の単独走行が非常に危険だということをすっかり忘れていた。なぜ危険かというと、マーキングが蛍光スティックが所々にあるのだが、これが明け方になると非常に見えづらくなるのだ。なので、スプレーのマーキングを探すことになるのだが、蛍光スティックの光よりも見つけにくい。通常は人について行っているのでマーキングをさほど気にしない。しかし、オーバーナイトの明け方のこの時間帯は人がばらけるので前後誰もいないということがざらにあるのだ。で、気がついたらコースを外れていた。たまたま後ろを振り返って見たときに、選手が真後ろではなくはるか斜め後ろ方向にいたのでコースがそれてしまった!ということに気がつき、慌てて軌道修正した。その間に斜め後ろ方向にいた選手と合流することになった。イギリス人選手が数人まとまって歩いていて、この人たちについていこうと決意する。しかし、彼らの歩きは私よりも早くだんだん遅れをとり見失ってしまった。そんな中、また微妙にコースアウトしてしまう。ちょっと小高い丘に登ったところでマーキングを見失い、あれ?あれ?ってなっていたところに、また後ろから選手がやってきたので、彼らのところまで行ったら、そこからビバークが見えた。

やったビバークだ!
と丘を駆け下り、ちょっとしたブッシュの中に入って行ったのだけれども、その時点でまたコースを外れていることに気がつかず、ずんずんまっすぐ歩いて行った。その時、コンタクトレンズの調子も悪く、前方が霞んであまり見えない状況だったのだが、さほど気にせずにとにかくまっすぐ歩いて行った。もうそろそろビバークが間近に見えてもいいんじゃない?と思い始めるがなかなか見えない。よくよく足元を見てみると、ランニングシューズらしき足跡がない。しかも砂嵐なんて起きてないし、ラクダらしき足跡はしっかりある。挙げ句の果てに、コースマップにはない廃墟のような建物まで出てきた。

こりゃ、ロストしたわ!
コースを大きく外れたら、GPSが大会スタッフに通知を出し、ジープで迎えに来るはずなんだがその気配がない。ということは大きくはコースを外しておらず、ビバークはこの近くにはまだあるはずだ、と確信する。こういう時、手っ取り早いのはもと来た道を戻っていくことである。最後にビバークの存在を確認したあの丘まで戻ろうと覚悟を決める。時間はまだまだ余裕はある。その前に荷物を降ろしてコンタクトレンズを交換する。

コンタクトレンズを交換したことで視界が広がった。戻る途中にはるか右横にランナーたちの姿が見えた。やった助かった!そこからはランナーの位置を確認しながら、コースの軌道修正を行う。結構、ずれていたんだなー、敗因はどこだったのだ?!と自問自答しながらも、なんとか7時17分、太陽が昇りきって暑くなる前にゴールできた!

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ということで、こちらがオーバーナイトステージのリザルト。鈍臭いながらも徐々にランキングを上げて行ったかと思いきや、CP7からの度重なるロストで順位をちょっと落としてしまったけどもうどうでもいいや。

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テントに戻ってきたらまだ1人しか戻ってきておらず、そしていつの間にかテント仲間のMさんが制限時間アウトでリタイアになっていた。更に隣のテントでもリタイア者が出ていた。夕方頃にはテントメンバーはリタイヤ者以外は揃い、無事に世界一美味しいコーラにありつくことができたのはいいが、なぜに今年はスリム缶!?!?

そして、DogsorCaravan.comのサハラマラソンのステージ4のレポートはコチラ

[サハラマラソン2017] ステージ4 (86.2km) 前編

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ついにオーバーナイトステージ、私が一番好きなステージで今回は86.2kmである。
コースマップを見た限り、去年のオーバーナイトステージと一部被っているところがある。もう5回目になるとコースに見覚え感が高頻度で出てくるようになったわ。

スタートは8時15分。
上位50名と女子選手上位5名はその3時間後の11:15スタート。このステージが好きなのは普段コース上で会うことがまずないエリート選手たちの走りを間近で追い抜かれざまに見れるということだ。余裕のある選手は頑張れって声かけてくれるんだよね。

スタートしていきなり見覚えのある場所が出てくる。
その途中から観光客らしき人たちが沿道(?)に突っ立っていて、頑張れーと声援を送ってくれる。そう毎年のように登場しているあの砂漠の中のリゾートホテルである。あるフランス人観光客に「バカンス?」って話しかけたら、「そうだよ。」って言うので、「いいなー」と思わずぼやいてしまった。そしたら、そのフランス人が「あんただってバカンスでしょ?」と返され、言葉に詰まり、身も蓋もなかった。そうだ、オレ、こんな辛い思いしているけど、バカンスだったんだ。

13.6km地点のCP1には約2時間半で到着する。
今までの疲労の蓄積であまり走れていないけれども、まあまあいい感じで進んでいる。次のCP2は10km先である。午後の強烈な日差しが来るまではできるだけ先に進みたい。

23.7km地点のCP2に約2時間半で到着する。道中は常にフラットではなく、丘もあったけれども、ちょっとペースが落ちてきていることを実感する。次のCP3までは11.7kmだが、しょっぱな山登りからの砂丘地獄。

CP3に向かうところで案の定トップ選手たちがもう追いついてきた。びっくりしたのはイギリス人のエバンズ選手が先頭集団を引っ張っていたのである。この選手、今大会のダークホースで彗星のように現れた。初出場。なのでイギリス人選手は大盛り上がりなのだ。その集団からちょっと遅れてラシッドが追いかけてきた。まあ、この人は大体後からくっついて行って最後らへんで抜くとわかっているので驚きもしなかったけど。

人のことより自分のこと。
とにかく不毛な砂丘の上り下りでよりにもよって一番暑い時間帯をここで過ごすことになり、もうちょっと気持ち的に嫌になってきた。そんなタイミングを見計らったかのように後ろから私を呼ぶ声が聞こえてきたので振り向いた。毎年出場しているサハラ仲間のモハメド(ゼッケン番号8)が走ってきていた。そして、わざわざ集団から離れて私のところまできて、ハグをしてくれて、「一歩一歩前に進むんだよ。」と励ましてくれた。自分も激しい順位争いをしている中で、わざわざ私のことを気にかけてくれた姿勢がとても嬉しくて、初めて歩きながら涙したよ。

35.4km地点のCP3には約3時間後に到着した。相当、砂丘の上り下りの連続に苦戦した様子がわかる。ここで夜間走行用の蛍光ライトを渡される。とにかく早く日が沈んで涼しくなることを祈る、そうなりゃこっちのもんだ。不眠不休で一気にゴールまで完歩するかんね!次のCP4までは12.4km、足場は相変わらず砂場だけど砂丘がないぶんましかな?

あんなに高い位置にあった太陽もだんだん西の空の方向に傾いていく。と、同時に少しずつ涼しさを感じてきた。ちょうどブッシュの間を歩いているところで日が沈んできたので、蛍光スティックを取り出し、通りすがりのイギリス人選手にバックパックにさしてくれるようにお願いする。その時は気がつかなかったが、この人、変なところに差していて、私の蛍光スティックの光が後方から来る選手に見えていたかは定かではない。

47.8km地点のCP4には約3時間後に到着した。砂丘で足を取られることが減り、日が沈み涼しくなってきた分、少しペースが上がってきたと思っていたのだが、そうでもなかったらしい(涙)。次の8.3km先のCP5ではデッキチェアがあり、今年からスポンサーになったテベラー社の甘い紅茶が振舞われるのでそこでは少し休憩を取ろうと決める。

CP4を抜けて、いきなり砂丘てんこ盛りで来たよ。
これ夜間の涼しいうちに歩いているので、砂丘の全貌が見えないので、なんか歩きづらいなーって感覚しかないのだが、これを日中にやっていたら、もう心折れると思うよー。また砂丘きたー、みたいな感じで。砂丘を抜けたと思ったら、今度は足場がちょい小石がゴロゴロしているところで、今度は小石につまづいて転びそうになる恐怖が、、。しかも後ろから強いライトを当てられると、前が影になって見づらいことこの上ない(怒)

56.1km地点のCP5には約2時間半後に到着する。まあペースが格段に落ちている感じではないな。ここではゆっくりザックと腰を下ろして、20-30分くらい休憩することにする。砂丘だらけだったので、靴を脱いで砂を出す。甘い紅茶もしれっと2杯も頂いちゃったし、補給食もちょっと多めにしっかり食べて、エネルギーチャージ。夜間に積極的に活動した方がいい理由は涼しいが故に水をあまり必要としない。これ結構重要よ。

しっかり休憩してエネルギーをチャージしたことだし、約9km先のCP6へ向かうことにする。

(続く)

[サハラマラソン2017] ステージ3 (31.6km)

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さてステージ3、距離は昨日より短いのだがステージ1のようなことはないと最初からわかっている。昨日、ひいこら言いながら登って来たあのガレ場、今度はアイツを正面から攻略することになる。去年と3年前はCP1の後にアイツを迎え撃つことになったため、ものすごい渋滞に巻き込まれた。今年はCP2の後に迎え撃つことになるので少しは渋滞は緩和されるだろうけれども、でもロードマップを見てごらんなさい、この不毛な遠回り感…(涙)

レースは8時半スタート。
足場は砂場だったり、ジャベル登りだったり、ほんと容赦ない。10km地点のCP1にはほぼほぼ予定通り2時間で到着する。ここではサクッと補給して、次のCP2に進む。いきなりジャベル登りからのちょい縦走だったりと、アイツを迎え撃つまでに脚が終わっちゃうんじゃないの?って心配になってくる。ジャベル縦走が終わったら、今度は19.3km地点のCP2まで5km程、ひたすら一直線に進む。CP1を出てから約2時間後にCP2に到着する。

ここである奇跡が起こる。
CP2で水のペットボトルをスタッフから受け取っていた時のことである。私のザックにぶら下げている「つばきねこ」を見たスタッフが私に「これ、もしかしてあなたのかしら?」と差し出したのが、、、
な、な、なんと「つばきねこ」!!
去年のサハラマラソンで砂嵐で飛ばされていつの間にかなくなっていて、今年ザックにつけているつばきねこはその話を聞いたラン仲間が新しくくれたものだったのだ。まーじーか?!「これ去年のサハラマラソンで失くしたやつ!!」と叫ぶように言った私にスタッフが「つい数日前に見つけたのよ」というではないか。あれから1年、きっと砂漠の民に拾われたと思っていたら、私のところに戻って来たとは、、、(絶句)

アイツを目前にして俄然元気が湧いてきた!
思った通り、CP2の後なので思ったより渋滞にはなっておらず、山頂まではまあまあなペースで進んでよかった。なんせ去年は渋滞で1時間半かかって頂上だったからな!で、昨日登って来たガレ場を今度は下っていく。これね、下りの方が怖いのよ。暑いし、疲れて脚がもつれてくるので、ここは無理せずに日陰を見つけて休憩する。
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のんびり休憩したところに、仲良くしている韓国人選手がやって来て、その時の様子を写真に撮ってくれた(笑)で、ガレ場を抜けたら、昨日も通った砂丘群ですな。あー、もうコースがわかっているだけに不毛すぎて気持ちが萎えてくるわ。

CP2からフィニッシュまで約12kmの距離だがなんだかんだ山あり、砂丘ありで3時間半強もかかってしまった。でも、16時くらいに戻ってこれたので良しとする。

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そして、DogsorCaravan.comのサハラマラソンのステージ3のレポートはコチラ

[サハラマラソン2017] ステージ2 (39km)

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新しい朝が来た、希望の朝だ‥なわけがない。
ついにアイツがやってくる、そうサハラマラソン名物、パトリックお気に入りの山、エルオフタル!30回大会同様にこれを今日から2日間楽しめるという。つか、嬉しくないわ!できることなら知らない方が良かった、知らない方が断然幸せだと思う。今日はガレ場側から登って、砂丘を急降下する方ね。

本日の戦略(と言うほどのものでもないけど)、CP2過ぎるまでは(つか、アイツを迎えるまでは)体力を温存するために、なるべく走らず早歩きで行く。と思っていたのに、やっぱりスタート直後は走り出してしまうんだよなー。とはいえ、なかなか気温が上昇していたので、すぐに砂場に入ったので走るのやめたけど。それでも、走れそうなとこ砂利道になるとちょっとだけ小走りするという。おいおい、体力温存はどうしたー?!

CP1(12.8km)には2時間10分くらいで到着。予定していたよりちょっと早めに到着できて良かった。ここでは長い無用なのでさっさと補給して、次のCP2(25.5km)まで12.7kmの旅に向けて出発する。この区間はほぼほぼフラットで特にテクニックを要することはないので、とにかくマイペースで早歩きするのみである。CP2も2時間15分くらいで到着し、まずまずのペースである。で、CP2に着いて気がついたのは、いつも会っている日本人選手とは違うメンバーなのだ。昨日、私より早くゴールしていた人々である。あれ?もしかして、私のペースが上がっているのかしら?それとも、他の人達のペースが落ちているのかしら?判断に悩む。

ここはしっかり補給&休憩して、いよいよ本日の難所であるアイツをガレ場から攻略だ。
もうあそこの辛さがわかっているだけに、本当は行きたくないのよ(苦笑)しかし、行かねばゴールできん。CP2抜けたところからもう足元が砂場になっているよ。私の大嫌いなモフモフくんタイプ(←過去記事参照のこと)ではないのでまだ気が楽である。で、ここで先を歩くMシャンを発見する。山シャンなるものをおやりになる健脚の持ち主で、関東・関西のオーバーナイト練習会でご一緒した方である。当然のことながら、シャンパンとシャンパングラスを持参されていて、シャンパン(Moet)はもう初日の砂丘で飲んでしまったんですって!ウォー、走力が同じくらいだったらおこぼれにあずかれたかもしれないのに!そんなMシャンに砂の上を歩くのが早い、安定しているとお褒めのお言葉を頂きました。(が、それは最初の数日だけですがねーw)

Mシャンとお別れした後、ついに砂丘群を目の前にして、「アイツの前にこんな砂丘群あったっけー?つか、これ、明日もここ通るってことじゃん!」なんて心が折れると言うよりも、逆ギレのフツフツと怒りのようなものがこみ上げて来てたその時、「レナさーん!」と背後から聞き覚えのある声がする。なんと、Aさんではありませんか。サハラマラソンに憧れていた彼女はついに今年参加することになり、走ることが大好きな人で、しっかりとした走力も兼ね備えていらっしゃる。なんでも、CP2でがっつり休憩をとっていて、その時に私の声がしたような気がしていたと、で、途中、Mシャンに私が先に行ったと聞いて、追いかけて来たそうな。すげーな。そんなAさんはしばらく一緒に歩いた後に、砂丘群を楽しむかのように前へ前へと進み、登っては姿が見え、降りては姿が消え、そして本当に姿が消えてしまった。

やっとこさ砂丘群の不毛な上り下りが終わったと思ったら、ムッチャ見え覚えのあるガレ場を目にする。そうそう、このガレ場をひたすら歩いて、アイツの麓まできて、そこからキッツイガレ場を登って行くんですわ。あーもう何この既視感。嫌やわー、なんかもう拒否反応を起こしているのか、ペースが落ちて来たような気がする。すると、後ろからMシャンがやって来て、サクッと追い抜かれてしまった。さすが、山シャンの人である。

ここまで来たらとにかく前に進むしかないから黙々とガレ場の登りをこなす。なんか気のせいか頭がぼーっとして来たなあ、と思い始めたところに岩場の陰で休憩しているMさんを発見する。ついでなので私もそこで少し一休みすることにする。
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(写真提供:サハラ仲間のMシャン)

ここで休憩しているMさんに遭遇して、自分もと一緒に休憩したのは良かった。少しだけ補給して、ガレ場登りを再開したら、頭がぼーっとしていたのが飛んで行って、気のせいか少しペースがアップした気がする。で、なんとか頂上に到着する。わー、1年ぶりのこの眺め、つか明日もここに来るのかよ(涙)

そして2年ぶりの急降下の砂場くだり。
これは30回大会に出場した人たちは口を揃えて楽しかったって言うけど、私には恐怖でしかない。完全な砂だけならいいのよ、たまに大きい石とかごろりと隠れている時があるからそれが怖い。下りきったところで、DogsorCaravan.comの岩佐さんがカメラを持って待っていた。そして、すぐそばにはCP3が佇む。

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(写真提供:DogsorCaravan.com)

今回は日本からメディアの方が同行して本当に嬉しい。大会期間中、ずっと一緒に行動し、私たちのテント生活やレースの様子を克明に記録してくださる。軽量化のためにカメラも手帳も持参しない私にとっては大変ありがたいことです。

CP3からゴールまでは3kmちょいくらい。
ここからは足場が砂であろうと何であろうとイタチの最後っ屁で猛烈にスピードアップして、何とか16時半前にはゴールできた。

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今日は砂場ばっかりだったし、靴にはザクザク砂が入って来ていたので、これは確実に足がすごいことになっていると覚悟して靴下を脱いでみたら、親指と小指のところにマメはできているものの、例年と比べるとほとんどダメージない状態である。その代わり、腰のダメージがあるんだがなー。

さ、明日はいよいよアイツに正面から向かうのね、向かうのね、、。

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